『真夏のシンデレラ』第四話
※一応、未視聴の方でネタバレを気にされる方は以降閲覧お気を付けを。
さあ、面白くなってまいりました。(だから平成どころか昭和)。
やっぱり何がすごいって、ほぼ90%は都合のよさでできてます、このドラマ。特に今回、前半30分はほぼ都合のよさだけで引っ張りました。誰かがいい感じにあったまりそうなところでタイミングよく声をかける親族、友人。いなくなってほしいところでいい感じに邪魔な関係者を連れ出していく人、たまたま日課のジョギングで通りかかる医者、「ちょうど近くまで来て」絶悪なタイミングで電話してくるダメ教師(あれダメだろ)。麻雀でいうと東発から満貫以上の役でアガりまくり、東4局で親番で2連荘したくらいの感じです。東場で既にそれ。
後半になり、相変わらずウザい修にブチギレる愛梨と、愛梨の中でいつのまにか「いいな」と思う人になっていたことになっていた守とのちょっといい感じのシーンがあったり、相変わらず押しに弱いおぐねえとド直球の、この作品である意味一番バカ野郎な宗佑とのちょっといい感じのシーンはあったにせよ、この修がいい感じに人の秘密やら、余計な情報をペラペラしゃべってくれるおかげで都合の良い方向に話が転がっていく芸風は、台風で派手な、しかし人海戦術でなんとか直るくらいの適度な壊れ方をしたらしいKohola食堂とは違い全くぶれません。
極めつけは、これまで当て馬キャラだった間宮祥太朗こと健人と、この作品で唯一マトモなキャラであるなっつんがやっと名前で呼び合い、キュンキュンしてるところで「姉ちゃんかき氷作って~」などと超絶KYな発言をぶち込んできた弟です。いや、もうね、あれで修は正しいって思ったもんね。あそこであの発言はほんとにバカを擬人化したようなやつじゃないとできねえよ。
で、ついに匠、健人の宣戦布告となるわけですが、まあ、ここまでは既定路線でしょう。フラグ立ちまくってたし、大工と建築士という、いかにもいがみ合いそうな設定の時点でそうだよねって感じだし。
問題は、夏海(ネット上だとよく「夏美」って書いてる人いるけど「夏海」だから)と健人がこのままくっつくの? ってとこなんですが、私の中ではその一番単純ルートのほかに、あと数ルート既に浮かんでおります。そのうち1つは超大穴級のルートですが、可能性0%じゃない、と、思う。
結末が決まっていないというなら、その大穴ルート含め、ご提案しますがフジテレビさんいかがですか?
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