「余裕」は魅力。

余裕のなさ。それはしっかりと会話に表れる。

私は脱力すること、何も考えずに気の赴くままに生きることが大好きだが、ひとつ意識しているキーワードは「余裕」。
絶対に「余裕」とともに生きていきたい。


余裕のない人間は、相手の声色、表情、気持ちを感じ取ることをしない。もっと最悪になると相手の言葉を遮る。

いわゆる"ワンマンライブ"的な話をするとき、人は余裕がない。


そして、その"ワンマンライブ"を聞かされた側は、「うん」と相槌を打つだけで、ものすごく疲れるのだ。消化不良のような疲れ方。

なぜなら話が入ってこないし、相手の「思いやり」とは程遠い「我が!」のエネルギーを受け取り続けているから。

私が思う会話とは、一方が話した内容に対して、感嘆したり質問したり、こちらも意見を述べたりしながら思考と感情が動くプロセス。
そこに集まった人でしか創り出せない空気感を堪能するものだと思っている。

だからその空気感によって、
もうランチは食べたけどスイーツを食べにいきたくなったり、「2軒目行くか!」となったり、その2軒目がワインバーだったり立ち飲み屋だったりと変わってくるというわけ。




「余裕」に人は魅了される。

相手側聞いて欲しいであろうことを聴いたり、
自然なリアクションで和ませたり、
かといって相手に合わせすぎず、芯を乱さない。
そんな「余裕」を感じると、安心して懐に近づきたくなる。

いくら一生懸命に何かを頑張りまくっていても、「余裕のない人」に、人はどう接していいか分からず、何て言っていいか分からない。



だから、私はいつも「余裕、失ってないかな」って、思い出したときに自分に問いかけている。

大切にしたい人生のキーワードである。

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