暗黒労働おとぎ話 『高齢の守り人』
あるところに、高齢の守り人(警備員)が集っておりました。
高齢の守り人(警備員)は、その名の通り高齢者が多く、
一緒に仕事をする現場の職人に、常日頃から
「ジジイ」「ババア」と、乱暴に呼ばれておりました。
そんな暗黒時代は、
長く長く、続いておりました。
しかし。
ある時から、時代の流れが変わり始めました。
現場で「ジジイ」「ババア」という乱暴な言葉が飛び交っていると、それを見聞きした"外の世界の者"が、現場責任者の会社に苦情を入れたり、ネットで騒ぎ立てる事件が起き