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パイプオルガンの奥深い澄んだ音色がすてきです!

 J.S.バッハの「トッカータとフーガ ニ短調 KWV565」や「フーガ ト短調 KWV578」は言わずもがなのパイプオルガン代表曲です。西洋の教会で聖歌を唱えるコーラス隊とパイプオルガン演奏は切っても切れない関係で、宗教的な風景として思い起こされます。

 EL&Pのライブ・アルバム「展覧会の絵(Pictures at the Exhibition)」の「プロムナード(Promenade)」を始め、日本のポップスでも荒井由実の「翳りゆく部屋」、因幡晃の「わかって下さい」でもパイプオルガンがイントロで使用されており、これから何か重要なことが始まりそうな、重厚で壮大な幕開けを想起させます。
 
 そんな楽器ですが、まれに交響曲でも使用されることがあるようです。小生がお勧めする曲は、サン=サーンスの「交響曲第3番」です。「オルガン付き」と呼ばれ、贅沢なことに?ピアノも使用される交響曲です。しかも四手、二人のピアノ演奏です。ころころと、まるでビー玉がいくつも転がるようなピアノと、重厚で奥深いパイプオルガンの流れる音色がマッチしていて魅力的な楽曲です。なぜか小生は、日曜日の朝に聴くことが多いです。


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