見出し画像

アメリカンも嫌いではありませんよ~本当はピンク・フロイドが好きなんですが・・・(14)

 聴き始めがそうであったこともあり、アメリカン・ポップスやロックよりもブリティッシュ・ロックが好きです。でも、アメリカンも嫌いではありません。 

 前回のS&Gを筆頭に、'70年代始めにシカゴ(Chicago)、グランド・ファンク・レイルロード(Grand Funk Railroad)、サンタナ(Santana)なども聞きかじり、'70年代後半には「ホテル・カリフォルニア(Hotel California)」でイーグルス(Eagles)、「コーヒーをもう一杯(One More Cup of Coffee)」でボブ・ディラン(Bob Dylan)に巡り合いました。いすれもメロディー・ラインが物悲しい美しい曲です。

 もちろんディランの伝説?の「風に吹かれて(Blowin' in the Wind)」は、ピーター・ポール&マリー(PP&M)の反戦フォーク・ソングである「花はどこへ行った(Where Have All the Flowers Gone?)」とともに大学の歌声サークルで聴き、歌った覚えはあります。しかし、当時はすでに内ゲバの時代に入っており、純粋に良い歌だなとしか感じず、世間は反戦の気分も漠としたものでしかありませんでした。

 アメリカン・ロックは言葉がとらえにくく、スラグというのか、変に崩した単語で好きになれません。歌詞をすべて聞き取り、理解して聴いているなどとはウソでも言いませんが、かつての日本人が大陸の漢字から馴染みやすいひらがなを作ったとは逆に?ブリティッシュ・ロックの韻を踏んだ詩のほうが優雅で美しうと思うのは私一人でしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?