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安倍さん(元総理)の死を悼む


これほど世界の首脳から死を惜しまれた人はいただろうか?米国はホワイトハウスに反旗を掲げて弔意を表し、ライフの次号の表紙に阿部さんを載せるという。各国首脳は日本大使館で手を合わせた。今では日本を敵対国というレッテルを貼ったロシアのプーチン大統領までその死を悔やんだ。弔意メッセージは259カ国、関係機関からは1700件以上と聞く。


7月8日11時半頃、奈良市で選挙遊説の最中に凶弾に倒れた安倍さん。その事件は全国に衝撃を与えた。心肺停止状態のままドクターヘリコプターで病院へ搬送されたとの報道に、誰もが生きていて欲しいと祈らずにはいられなかった。その願いも叶わず逝去された安倍さん。
狂気の沙汰の犯行であることは間違いないが、優秀だと言われる日本の警察。
なぜその力が大事な警護に生かされなかったか、悔やまれてならない。
日を追うごとに喪失感は大きくなり、日本を覆う。葬儀は4日目に行われたが、どれだけの人が献花し、どれだけの人が沿道に立ち別れを惜しんだか、計り知れない。永田町での最後の別れには胸が締め付けられた。
 


祖父は総理大臣、父は外務大臣、その家系を受け継ぐ三代目。いわば政界のサラブレッド。
最長の総理大臣として努めた8年8ヶ月の激務の月日。にもかかわらず、偉ぶらず気さくな人柄は親しみさえ感じさせた。
一旦世界を舞台にすると、どの国に行っても堂々とした安倍オーラが光っていた。思い出すほどに残念でならない。
今は帰らぬ安倍さん。
ご冥福を心からお祈りする。




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