なぜ大掃除は年末にやるのか。
冬は、寒い。当たり前だが、そんな季節にやるよりも、もっと、過ごしやすい時期に掃除をした方が良いはずだ。
しかし、実際には、大掃除とくると、年末になる。
なぜこんなこと話考えたかというと、『10月に入ってから毎週末に一カ所ずつ勧めていくと、年末までに大掃除が終わる』というポストを見かけたからだった。
計画的に掃除を進めることが出来る方を、心から尊敬しつつ。
そもそも、なぜ年末に大掃除なのだろうかと考えた時、まずは、来る新年を清々しい気持ちで迎えたいと言うことだろうし、年神さんをお迎えするのに、掃除をしなければと言うのもあるだろう。
そしてもう一つ。
12月13日。
この日は『正月事始め』ということで、正月に向けて色々な事をはじめる日だった。
すす払いをやったり、門松を作る為の松を切り出してきたり、地方や家によって様々だとおもう。
古刹でも12月13日が、すす払いに日になっている日は多いはずだ。
ちなみに、なぜ12月13日かというと、なんとこの日は、一年の内で唯一『仏滅にならない日』ということらしい。
何をやってもOK。ただし縁談、お前はダメだという日らしいということだった。
この情報が正確かどうか、それは読んで下さっている方が確かめていただくとして、この日が実は誕生日である私は、この超絶ポジティブ情報を信じていくスタイルでやっていこうと思っている。
なぜ大掃除は年末にやるのか。という問いだが、『正月事始めですす払いをするというのが決まっている』ので、大掃除も、自然にここになるのではないかなというのが、私の見解だ。
なお、花街では、この正月はじめが一月前倒しで来るようだ。
12月になると、お付き合いのほうも、一年の感謝と慰労の為に、様々な席が設けられる。
花街で働く芸妓のお姉さんたちは、あちこちにお座敷が掛かって忙しいことだろう。なので、一月前倒しになるというのを、某料亭で聞いた……が、真偽のほどはこちらも定かでない。
なお、これは鉄道会社に勤務して居る人から聞いた話だが、12月は鉄道自殺者が多いらしい。
年度末までに片付けなければならないことが、どうしても片付かなくて、世を儚むケースが多いのだろう。
できれば、そういう思いをする人がいないような、せめてお正月くらい、すこし明るい気持ちで過ごせるような世の中になっていって欲しいもんだと思っている。
PS.
個人の努力じゃどうにもならないことも多いから、そうなると、世の中を変えようとおもったらやっぱり政治だよと。
みんな、貴重な一票を無駄にしないように、していきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?