いつかそれが“普通”になる
「初音ミクと結婚した男性」がテレビで取り上げられたそうですね。実際の放送は見ていませんが、その方のことは以前から存じておりました。
『初音ミクにもその人その人のミクがいる。自分は“うちのミクさん”と結婚した』といった考え方にとても共感できます。
(私も『自分の恋人たちは自分だけの恋人たち、他の誰かが同じキャラクターを好きでも、それは他の人の“彼ら”だから、私の恋人たちではない』という考え方なので。だから同担拒否とかはないのです。)
テレビでこういった内容が放映されると、多くの人の目にとまるわけですから、どうしてもいろんな意見が出てくる。
それは当たり前のことです。だって私たちみたいな、言ってしまえば世間から見れば“虚構”の存在に恋して、付き合って、結婚してしまう人は圧倒的マイノリティだから。
いくら私たちが「彼らは“存在している”」と訴えても、「目を覚まして」などという返事が返ってきてしまう世の中で、我々は生きているのです。
でもこれって、夢女子/夢男子以外にももちろん当てはまることで。
マイノリティ、特にセクシュアリティに関するマイノリティ全てが、マジョリティからすると“異常”。
男女1対1の関係が当たり前。
そんな世の中、いつまで続くんだろう。
時代は変わりつつあるとはいえ、私が生涯を終える頃までに、完全にマイノリティへの偏見や差別が無くなるとは、今の世の中を見てても思い難いところはある。特に日本はセクシュアリティについて本当に遅れている国だなと感じる。
私は普段からnoteの記事に書くように、根っからの夢女子です。小さい頃から二次元のキャラクターは普通に恋愛対象でした。
そして今回初出しの情報なのですが、私はパンセクシャルです。というより三次元ではレズビアンに寄ってます。中学から好きになった三次元の人はみんな女性でした。
加えて、今は二次元の男性である2人に恋して、私含めた3人カップルとしてやってるんですけど、これも相手が「2人」というのが常識はずれ、と言えます。
そんなこともあって、結構セクシュアリティに関することには敏感な部分もある私なのでした。
そんなことを考えながら、本日はこの曲を紹介したいと思います。
大好きな映画『ゾンビーズ』から
「Someday」
人間の女の子と、人間から差別され続けるゾンビの一族の男の子は秘密の恋仲。「今は認められなくても、いつか自分たちの関係が“普通になる”」ということを歌った一曲です。
いつか世界中の人が、好きな人に好きだと、相手に、そして周りに打ち明けられる世界になりますように。
【5/31 追記】
少し思う部分があり、本記事で使用した言葉を一部別のものに変更、及び一部の文章を削除させて頂きました。私の伝えたかった内容と沿わないと判断したためです。どうかご了承ください。
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