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シロウトの私と!「地理院地図」で土地の成り立ちを見てみよう!

こんにちは!私は「地理は知らんが散歩が好き」というライトな理由で地図を楽しむ民です。今回は地理に全く詳しくない、素人の私目線で最近の発見について書いてみようと思います。

~数年前、ある日の会話~

私「ねえねえ、東京拘置所ってたしか葛飾区だよね?」
 「でも最寄りは葛飾の小菅駅と、綾瀬駅なんだね〜!綾瀬は足立区なのに。」


母「ああ、綾瀬駅って北側は足立区だけど、意外と南側はすぐ葛飾区になってるんだよ。境界が変な形なの。」

私(どれどれ、マップアプリで見てみるか…)

(青紫の点線部分)

私「ほんとだっ…!!うねうねしてる!!!知らなかった〜。」

〜地理院地図を知る〜

なんとなく頭に残っている会話、この当時の私が知っていた地図はGoogleマップとマップルくらいでした。

その後、地図について調べるようになってから「地理院地図」というものの存在を知りました。

地理院地図は標高や地形の成り立ちも調べられる便利なツール。お家の周りや通学路の地形を調べてにこにこ、面白いなあ。

〜変な形の境界を思い出す〜

そうして最近ふと、綾瀬の変な境界のことを思い出しました。

あそこを地図で見たらなんか分かるかも!暇だし地形分類見てみよう!と、なんとなく自然地形の地形分類を開いてみることに…。

そして出てきた地図がこれでした。

あーっ!!!!なんかあの境界に沿って青くなってる〜〜!!!!!

青い所の説明を読むと、ここは「旧河道」という場所。
かつて川があったところらしい!!!!!すごーい!!!そうなんだ!!!

ほー!なるほど、葛飾区と足立区の境界のうねうねな形にはきちんとした理由があったのか…。

〜まとめ〜

「国や市区町村の境界を川で区切る」というのは地理の授業で知っていました。しかし旧河道のように、すでに川が無くなっていて普通の地図を見ただけでは気付かないパターンもあるのだとこの一件を通して知りました。

数年越しの謎を解決できて、私はほくほくした気持ちになりました☺️

みなさんもぜひお家や学校、職場の周りの地図を見てみてください!すてきな発見があるかも!

おしまい。


おまけ:今回の地理院地図の使い方

①「地理院地図」とネットで検索&開く。
②拡大や検索をして目的の場所を表示する。(今回は綾瀬駅周辺)
③左上の「地図」のトップから「土地の成り立ち・土地利用」を開く。
④「地形分類(ベクトルタイル提供実験)」を開く。
⑤「地形分類(自然地形)」を開く。
⑥地図上の色がついたところをタップして説明を読む。

こちらも参考にしてみてください!
防災にも役立つ!地理院地図の使い方

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