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[日記]NewYear Premium Party 2023に行ってきた

2023年1月2日~3日に台場エリア(Zepp DiverCity東京・フジテレビ本社ビル)で開催されたフェスイベント「NewYear Premium Party 2023」に参加してきました。

2日目(1月3日)に出演したukkaがお目当てではあったのですが、初日(1月2日)の方にもにもぜひ現場で見たいグループが出演していたため2日とも現地参加。

1日目(1月2日)

初日は、佐々木彩夏さん、浪江女子発組合、AMEFURASSHI、NEO JAPONISM、二丁目の魁カミングアウトを目当てに見て回ったのだが、AMEFURASSHIの前に出演した「シンガーソングライターアイドル」の鈴音ひとみさんも良かった。というか衝撃を受けた。

鈴音さんのことは失礼ながら全く存じ上げず完全初見だったのだが、作詞作曲振り付け等全てセルフプロデュース、グループではなくソロでの活動で、歌もダンスも煽りも素晴らしく、こういう出会いがあるからフェスはやめられないと思った。

余談だが、良かったことをtwitterでつぶやいたらご本人から引用リツイートでどう良かったのか詳しく聞きたいというツイートが来てだいぶ肝が冷えた(笑)。

あーりんは去年の@JAM EXPO以来。他のメンバー3人の人形を乗せたトロッコを引き連れて登場したんだけど、れにちゃんの人形だけどうしても前のめりに倒れてしまって何度も立て直してたのが面白かった。あとMCパートがゆるゆるで、冗談で「皆さん新年から暇なんですね(笑)」「早く終わって帰りたい」みたいなこと言ってて可笑しかった。

AMEFURASSHIは愛来さんが発熱(新型コロナウイルス感染症ではないとのこと)で欠席のため3人でのパフォーマンスとなったが、まったく欠落感を感じさせなかった。

ネオジャポは爆音仕様のZepp台場でも音としての響きを損なわずにあれだけ咆えられるのがすごい。よくここでライブやってる印象があるので慣れもあるのかもしれない。

あとは、二丁魁の前に出演した可憐なアイボリー、初見だったのだけどこういう「アイドルであること」について歌った歌(メタアイドル・ソングとでもい言うべきか)にはめっぽう弱くて泣きそうになってしまった。この流れからの二丁魁はエモすぎたなー。

初日はそんなところ。

2日目(1月3日)

2日目はお目当てのukkaの前にタイトル未定のステージがフジテレビ本社ビルの方であったのでそちらから始めた。

昨年(2022年)12月30日のシークレットワンマンライブで初披露された白の新衣装で登場。同じワンマンで初披露された『六花』からのスタート。

ヤマモトショウさん提供のこの楽曲、雪国で暮らす人なら知っている、雪の降る日の静けさと意外な暖かさがそのまま込められたような、雪国出身者の琴線に触れまくる作品で、ショウさん静岡出身なのになんでこんな曲作れるの!?って小一時間問い詰めたくなるぐらい素晴らしい。

続けて『溺れる』『鼓動』『灯火』と珠玉のレパートリー4曲を披露してハケていった彼女たち。来年はぜひ40分枠を与えてあげてほしいものだ。

ukkaのステージ

その後はZepp DiverCityへと移動しukkaの登場を待つ。overtureに乗ってステージに現れた6人、今回は「青春小節」衣装に身を包んでいた。あやめさん・りじゅちゃん・りなちゃん・るりちゃんの4人が頭に何か白い物体を載せていたのだが、自分がいたのが最後列だったので最初それが何だかわからず「すわこぶしまるか?」と思ったものの、卯年になぞらえてウサギだということが後で明かされた。

2023年のukkaは『アフタヌーン・グラフィティ』から始まった。Zepp DiverCityはいつも音響が爆音で、ラウド系のグループを聴くとその後2日ぐらいは耳鳴りが止まらないのだが(笑)、ukkaの声量よりも明瞭さと調和を重視する歌唱はZeppの音響とめちゃくちゃ相性がいい、気がする。

2曲目は『Killer Lips』。るりちゃんの聴かせどころである落ちサビ、見るたびに歌い方が上手くなってきてて、それに伴い表情にも自信が表れててすごく良かった。今回は配信アーカイブがあったので、遠目からではわからないメンバーの細かい表情とかも配信の映像で見ることができたのだけど、もあちゃんの各フレーズ歌い終わり後の笑顔がいちいち素敵すぎた。もあちゃんが一番Killer Lipsだよ。

MCを挟んでりじゅちゃんの「2023年もukkaについてきてね!」という煽りに導かれて始まった3曲目は『エビ・バディ・ワナ・ビー』。ジャンプ可の会場だったので"We go!"で遠慮なく跳ばせていただきました。るりちゃんの〈議員さんになりたいのぉ?〉の言い方が過去一かってぐらいかわいかったな。

4曲目『まわるまわるまわる』、5曲目『Viva La Vida』とブチ上がり曲が続き、MCを挟んで6曲目に『キラキラ』のイントロが流れると会場が声無く沸き上がるのを感じた。ただ、この日は空ちゃんの喉の調子が悪そうで、長いソロがあるこの曲大丈夫だろうかという一抹の不安があったのだが、空ちゃん自身不調に気付いてかソフトな歌い方に切り替えており、むしろ強く張るよりも深いエモーションを感じさせる、『キラキラ』の新境地を切り開くような見事な歌唱だった。

7曲目は『リンドバーグ』。1Aと2Bにあるりじゅちゃんのソロパートが、自分が聴いた中では一番ではないかというぐらい素晴らしかった。また、空ちゃんの1Bソロも普段ここでは使わないファルセットを交えた柔らかな歌い方、2サビでのソフトタッチな〈君のためなのさ〉も優しく語りかけるような暖かみがあって、これだけ聴き倒したリンドバーグで新しい体験をさせてくれた。本人的には不本意な「苦肉の策」としての対応だったのかもしれないけど、個人的にはむしろ今後もこの方向での歌い方を完成させていってほしいと思えるほど。

リンドバーグに大いに盛り上がり、これで終わりかと思ったところに『ラブパレード』のイントロが来たので思わず小さく声を上げてしまった。

改めてすごいセトリだ。こんな凄まじい構成が今後「日常」になっていくかもしれないのだ、ということに終演後思い至り、震えが走ったのを覚えている(とはいえさすがに最後のラブパレードでは各メンバーけっこうキツそうだったので、メンバーの喉のためにもこんなのは今日だけの「プレミアム」なセトリと思っておいたほうがいいかもしれない笑)。

最後にMCで春ツアーの告知が行われ、「全公演SOLD OUTを目指している」旨も告げられた。メンバー自らセトリを考えているというこのライブ、きっと楽しいと思うので少しでも気になった人は近場の公演に来てみてほしいと思います。

特典会は特典券がめでたいことに完売御礼となってしまったので、残念ながら不参加。


その後はTask have Fun、iLiFE!、AKB48 Team8、クマリデパートのステージを見て回った(全部Zeppだったので「回った」というのはおかしいか)。

Taskは里仲菜月さんが体調不良でお休み中のため2人でのステージ。『3WD』は菜月さん復帰のときのために取ってあるのかな。再び3人揃ってこの大名曲が披露される場にはぜひ立ち会いたいもの。

iLiFE!はTikTokでバズった『アイドルライフスターターパック』を浴びることができたので大満足。

Team8は、ほとんど曲知らないのだけど『47の素敵な街へ』がすごく好きで、今回も聴くことができてよかった。4月の活動休止に伴いこの曲も聴くことができなくなってしまうとしたら寂しいな。

クマリデパートは武道館も近づいてきて気合入りまくり。3rdアルバムに新録される自己紹介ソング『ククククマリデパート』が初披露されたのだけど、さおてゃん(早桜ニコちゃん)の紹介パートがひたすら「さおてゃんだよ」の繰り返しなの、非常に文学的でよい。令和の松尾芭蕉。新年のお約束『YESモチFEVER』では存分に搗かせていただきました。ukkaとの対バン(1/19)、本当に楽しみです。


そんな感じで、よいukka初め・オタク初めができました。

ukkaの宣伝

そういえばこの直前の1月1日から2日にかけて、昨年11月に行われたukkaの全曲披露ライブ「ALLOUT SECOND」の本編映像が何の予告も無く突如としてYouTube上で公開され、思わぬお年玉にukkaファン界隈が沸き立った。

ukkaってどんな感じ?と気になった方はチラ見でもいいから見てみてもらえると嬉しいです。

2月から4月にかけては横浜・仙台・福岡・名古屋・大阪・東京の6都市をまわるツアーもやるので生で見てやるかーという方はぜひお近くの公演に来ててみてください。

ワンマン行くにはまだちょっとハードル高いという方は、対バンにもいくつか出演が決まっているのでそちらをチェックしてみていただければと思います。


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