出光が低スペックでEV市場へ参画する!!

こんにちは。

住谷知厚です。


昨今、EV(電気自動車)事業に参画する企業が増えてきました。
従来の自動車メーカーだけでなく、スタートアップとして参画する企業やIT業界から参画する企業など規模・業界問わず様々な企業がチャレンジをしています。

EVへ参画する企業が増えてきた背景として、ガソリンなどのエネルギー不足や環境問題の背景もありますが、車がハイテク化してきていることによるIT企業の強みを活かしていける土壌ができたということもあると思います。

そんな盛り上がっているEV市場に関する面白そうな記事がありましたので、紹介していこうと思います。


出光がEVに参画

出光といえばガソリンスタンドなどのイメージが強い企業ですが、今回EVへの参画を発表しました。
しかし、その市場はこれまで参画してきた企業のようなハイスペックなEV車ではなく、低スペックEV車の開発を目指しているようです。
そのきっかけとしては、山間部や公共交通機関の乏しい地域での車事情にありました。

交通網が発達していない地域にとっての車は、移動するための足となります。
しかし、実際に1日の移動距離を考えると100kmを超えるなんてことはなく、たったの15kmだったという検証結果もあったそうです。
(岐阜県飛騨市や千葉県館山市などの山間部で、カーシェアリングサービスの小型EV実証実験にて検証したそうです。)

そのため、ガソリン車と比較して航続距離の短いEV車でも需要があるという狙いだそうです。


気になるEV車のスペックは

・最高時速:60km/h
・充満時の航続距離:120km
・充電時間:8〜10時間
・販売価格:100〜150万円

このスペックを見てたら、街の中だけの移動ならば十分だと感じました。
実際、地方の生活だと遠出の移動がない限り高速道路に乗ることもありませんし、制限速度が40〜50kmという道路の方が多いと思います。

必要なものを必要なだけ提供することが、その人にとっての最適なものと僕自身も改めて学び直しました。


最後に

機能を制限して、スペックを抑えたものを売ることは、ダイソーやアイリスオーヤマなどの有名企業も実践していることですので、有効的な方法だと思います。
ユーザーの予想を超える価値を提供することは、非常に価値があることですが、人によっては必要な機能のみにして、安くして欲しいという方もいるかと思います。
今後のEV業界が、どのように進化していくのか注目ですね。

今日はここまでです。

<引用元>
出光、あえて「低スペックのEV」で見据える勝算



住谷 知厚(すみたに ともひろ)

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