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【1人1人が主役!】部活の枠組みを越えた部署制度とは!?part2

こんにちは!

住谷知厚です。


前回、高川学園サッカー部の部署制度について紹介しました。

今回は部署制度の活動内容と活動を通して生徒達の変化を紹介していきます。

◆グラウンド部

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※写真ACより引用

快適にサッカーができるよう人工芝グラウンドの管理から、落ち葉やゴミの回収、ゴールネットやポストの整備など細部まで気を配っている


◆おもてなし部

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※写真ACより引用

グラウンドに到着すれば、おもてなし部の選手たちが真っ先に駆け寄ってきて、自作のカフェメニュー表を見せながら好みの飲み物まで用意してくれる。
練習試合に訪れた相手チームの身の回りの世話を高川学園の選手たちがテキパキと行い、試合後は部員全員で校門の外まで手を振りながらお見送りをする。
中国新人大会で優勝したAチームが帰ってきた時は、学校に残っていた控え組の選手たち全員が花道を作り、拍手で盛大にお出迎えしていた。

こんな素敵なおもてなしをされたらまた来たくなりますよね?

グラウンド部・おもてなし部に共通するのは"気遣い"です。

選手が気持ち良くグラウンドを使えることや、また来たくなるようなもてなし方など、常に相手の立場になって考え、行動することは社会に出ても必要になってきます。


◆部署制度を通じて

部署活動を通じて、将来的に指導者になりたいと思うようになりました。この先、サッカーを思い切り出来なくなることがある可能性がある中で、選択肢が増えたことが僕にとって大きなプラスです
この活動は自分が社会に出るために必要な経験としてやっていますし、1人のサッカー部員として存在感を表現できる場所がサッカー以外にもあることは貴重だと思っています

高校3年間一つのことにがむしゃらに打ち込むことも大事ですし、ただ人生はそこで終わりではないです。
部署制度を通じて、その先の人生の選択肢が増えることが魅力的ですし、ここでの経験が色々な場面で必ず活きてくると思います。


最後に

2回に渡って高川学園のサッカー部を紹介してきましたが、いかがでしたか?
大御所帯でも一人一人に役割があり、主体性をもってチームの為に貢献していることで、チームとしての一体感を感じました。

この部署制度を通じて、部活動のあり方も考え方が変わりましたし、今後同じように取り組みをする学校が増えても面白いと思います。

それでは今回はここら辺で♪


《引用元》
農業部、広報部、おもてなし部…高川学園サッカー部の「部署制度」がスゴい! “160人の大所帯チーム”が考えた「部活」の意義とは?

写真AC 


住谷知厚(すみたにともひろ)

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