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【桜録(さくログ)】自分の信じることを

こんにちは。おおかみの人です。

今回のトップ画像は、さくら先生が日記に残してくれたメッセージ。




久々の【さくログ】。今回のテーマは…

自分の信じることを】。


おい、おおかみの人よ、お前はここ最近記事の投稿もせずなにをしていたんだ。

…と、思われる方がもしかしたらいらっしゃるかもしれない。お答えしよう。

まず、グループホームへの引っ越し。
そして、B型就労での仕事の開始。
外来OT(作業療法)の開始。
来年行う予定の人形劇イベントのための準備。
来月行われるイベントの物販に向けた作品製作。
グループホームの部屋のエアコンの交換の工事に伴う諸々。

こういったことが重なって非常に多忙であり、正直記事を執筆している時間が全くなかったのである。まだ何もかも終わっていないので多忙なことに変わりはないのだが、ちょっと息抜きに、と思ってここに戻ってきた次第だ。

今までの【さくログ】(とは言っても最終更新はかなり前だが)は診察でのやりとりがメインだったが、今回は前後の経緯がわからないと診察の内容だけ語っても話がわからないので、まずはことのいきさつをお話ししたい。


6月にグループホームの体験入居が始まり、7月に入って正式な入居が決まった。正式入居が決まったことに伴って、わたしはグループホームのサービスをいよいよ利用させてもらうことにした。それが通院の送迎である。

そもそもグループホーム(とB型就労)の責任者であるT(男性)は、

「このグループホームにいればなんでもできるし、なんでも言ってほしい」

と、Tはあんなこともこんなこともできる、という話をしていて、その中に通院の送迎も含まれていたのだ。今となっては、できることばかりを大きく主張する彼の言葉をもう少し疑ってかかればよかったのだが。

わたしが送迎や相談事などを直接伝える相手、つまり窓口は、グループホームのサビ管(サービス管理責任者)のK(女性)になった。そして早速、水曜日の通院に向けて送迎の依頼を、前週の金曜日頃に提出した。

ところが。

通院の前日、火曜日の夜になっても、Kから連絡が来ない。
ジリジリした気持ちでLINEを待ったがなんの連絡もないので、こちらからメッセージを送って、返事が来たのはなんと夜の10時。しかも何度も不在着信の形跡があった。わたしはとっくに寝ていて、当日の朝になって連絡を確認したのだった。

それだけではない。

Kの連絡によれば、夜勤スタッフのDさんが送迎をしてくれるとのことだったのだが、準備を済ませて事務所に降りてみるとDさんは何事もなかったかのように日課をこなしていて、こちらのことはスルー。時間ギリギリになっても送迎する素振りがないので「もう時間がないです」と伝えると

「え、オレ!?今日送迎なんて聞いてないけど」

唖然とした。なんとかDさんは時間を空けて送迎してくれたのでぎりぎり通院の時間には間に合ったが、他にバスもないので危うく通院できないところだった。KがDさんに送迎の予定を伝えず、自分の中だけで予定を立てていたのだった。

さらに。

わたしのグループホームは築年数が古く、備え付けのエアコンも古くて猛暑に対応できず、部屋が30度近くなって生活するのが困難なので、エアコンの交換の話をKに出していた。
修理の日も決まり、さあいよいよ明日が工事の日、という前日の夜になっても、やはりKから連絡がない。
わたしはグループホームの世話人さんと相談して、LINEにメッセージを残した。明日の工事の日程をはやく教えてほしい、業者からまだ連絡がないのならそれはそれでいいので教えてほしい、という旨のメッセージを入れたのだが、既読にすらならない。
多忙で連絡にも目がやる暇がないのだろうと思い、ダメ元でKに電話をかけると、なんと3コールで出た。

わたしは聞いた。何故連絡しないのですか、と。

「え?それってもしかして、明日の工事のことですか?まだ連絡ないっていうんですよ〜」

わたしはキレた。キレ散らかして怒鳴り散らした。

あんたいったいどないなっとんねん。こっちは1日中ずっと待っとったんに、連絡のひとつもよこさんと。どういう神経しとるんや。この役立たず。もうお前にはなんも相談せん。

そう言って電話を切った。

要は、Kは全くと言っていいほど報連相ができない人なのであった。この2件以外にも何度も報連相のミスが重なって正直わたしは迷惑を被っており、わたしは責任者のTに直訴することにしたのだった。

わたしの希望としては、
「迷惑かけてごめんね」とひとこと謝りの言葉が欲しかったのであり、その上で「今度からこうするね」という改善策が欲しかっただけなのだが…Tの口から出てきたのはとんでもない言葉だった。

「おおかみはさ(注:親しい間柄でもないのにTは私のことを下の名前で呼び捨てにしてくる。このストレスも鑑みてほしい)、頑固者で繊細で、許容量が少なくてさ。…(中略)…これから仕事も始めるんだったら、人のことを許すってことも覚えなきゃいけない。人がやることにはミスがある。自分が許せば相手も許してくれる。そうして協調性というものを養ってこそ、仕事も続けていけるものだよ」

正直、「ハァ?」である。

謝罪のひとこともないばかりか、ミスをしているのはそちら側なのにまるでわたしの性格に問題があってトラブルになっているかのような言い分にわたしは腹が立った。そしてTに抗議したのだが、返ってきた言葉は

「おおかみ、そういうとこやぞ!」(何が?)

「謝ることはできない。謝ったら改善しなければいけないから」(改善する気ないんだね?)

「じゃあ送迎してもらえなかったことあるの?」(大きなミスをするまで対応しないんだね?)

「おおかみはさ、…」(わかった。もういい。もう喋るな)

である。ますます「ハァ??」である。
まさに「暖簾に腕押し」の感覚。こちらの話が一切通じないどころか、ミスを一切認める気がなく、挙げ句こちらの側に非があるような言動を何度もされて、「じゃあわたしが悪いというのか」と、気分はどん底。一気に体調を崩してしまったのと、この感情を持ったままグループホームにいることは不可能なので、今現在は一時的に実家に身を寄せている。


…と、ここまでの諸々を、先日さくら先生に話したら、こんな反応が返ってきた。

「おおかみさん、まあ、Kさんの仕事ができないのは今一度置いておくとして、どうしてTさんの言うことを受け止めるんですか?彼は…言うなれば、こっちが日本語で話しているのに、自分が聞いたこともない国の言葉で返事をしているようなものです。しかももっと悪いことに、その人はおおかみさんのことを傷つけるわけでしょう?どうしてそんな人間の言うことを鵜呑みにするの?そんな言葉、まったく気にする必要ないです。それよりも、おおかみさんのこのエピソードを聞いてくれて、共感して励ましてくれた他のスタッフさんや世話人さんの言うことでココロをいっぱいに満たしましょう。周りは敵ばかりではありません」

そして、先生は重ねてこんな話もしてくれた。

「おおかみさん、いろいろこうしてしんどいことがあって、自分なりに対処したんだと思うんですけど、自分でちゃんと考えて、これは正しい、わたしはこうしたい、って思いがちゃんとあって、それに基づいての行動だったんなら、なんにも間違ったことじゃないですよ。KさんやTさんに怒ってしまったことはよくなかったかもしれないけど、でも伝えたいことはきちんと伝えられたんでしょ?だから、今日はがっくり肩を落として診察室に入ってくるんじゃなくて、『先生、わたし頑張ったんですよ!』くらいの勢いで入ってきてほしかったなと思います」


そっかあ。わたしは以前入院していたときにも同じことを指摘されたことがある。それは【受け止め量】の話で、わたしは誰からの話も等しく100%のどストレートで受け止めてしまう癖がある。その癖のせいで傷ついてしまうことも今まで多々あった。
先生は、たとえば自分が信頼している人の話は80%くらいで聞いて、知らない人やあまり信頼できない人、出処のわからない情報源などからの話は0パーくらいにして聞き流した方がいい、というような話をしていた。今回のこのいざこざも、結局はわたしにとって価値のない話に過ぎなかったのであり、受け止める必要はない。受け止め量0%、つまりは聞き流していいということだ。ここに引っかかってしまったから苦しかったのだ。

そして、KやTに抗議したのも、もちろん感情的になってしまったのは良くなかったが、伝えたかったこと、伝えるべきだと感じたことはきちんと相手に伝えられた(感情が昂らないように手紙という手段も使った)ので、それはとても良かったと思っている。それでもこちらの意思が伝わらなかったのはわたしの責任ではないし、そもそもそういう人たちだったのだと良くも悪くも諦める気持ちが生まれた。まだ腹は立ってはいるけれど。

これだけのいざこざに発展してしまっているので、正直今のグループホームにこれ以上住み続けられるかはわからない。それに住み続けられないとしても今すぐに引っ越すわけにもいかない。だから今後どうしていくかは要検討なのだが…

今はとにかく休ませてくれ!!

というのが正直なところ。もう日々多忙すぎて目が回ってしまっているのだ。記事すら書く余裕がないほどに…。

記事の更新がなくつぶやきばかりになってしまい、心配してくださっていた方にはこのような形ではあるが生存報告とさせてもらいたい。


今回の記事はこれでおしまい。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

もう少し生活が楽になった頃にお会いしましょう。

それでは。

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