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書く習慣Day6「最近ハマっていること」


本当にこの数日で言うなら、先日「舞台『鋼の錬金術師』―それぞれの戦場―」を観劇した影響で、原作の『鋼の錬金術師』を一から読み返している。

舞台のハガレンは2作目で、私は今回初めて劇場で観た。1作目はYouTubeに上がっている約40分のダイジェスト版である程度把握した。

おおよそ原作通りの流れで、今作はシン国のメンバーが登場する辺りからの話だった。
もともと原作における重要シーンを中心に演じられているため、かなりサクサクと物語は進む。
サクサクと進むが要点はしっかり抑えられていたので、観ながら「そうそうこういう話だった!」と思うことが多かった。

そんな舞台を観ていると、原作も久しぶりに読みたくなってしまった。
数巻分をたった2〜3時間で演じるため、全てを演じられているわけではない。
上演されなかった細かなところがどんな話だったか気になってしまい、電子書籍で購入して今読み進めている最中だ。

子どもの頃に読んだり、アニメで見た時にはあまり感じなかった、「命」に対するやりとりが、大人になった今すごく刺さっている。
それは生命の誕生や死に対するだけでなく、「エルリック兄弟が生きている、成長している」ことに対してだ。

舞台版でエドを演じたキャストさんによる、迫真の演技、それも舞台の板の上という何もない空間で、演技だけで、真理の扉を開けた時の叫びが、とてもリアルだった。
絶対にそんな経験していないはずなのに、経験したことがあるように演技しているように見えた。
さすがプロだ。

その演技を見て、ハガレンは最初から最後までずっと、命のやりとりをする作品だったと気づいた。

そんな迫力ある舞台を見ていると、原作を見る目も変わりそうと思って読み出した次第だ。

とはいえ、なかなか読み進められず、まだラッシュバレーにいる。
先はなんとなく知っているし、ゆっくり読み進めるのもいいかと思い、開き直っている。

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