中村格刑事部長が語る逮捕中止の理由:2017年5月の日テレのニュースから

伊藤詩織さんが米タイム誌の恒例の企画「世界で最も影響力のある100人」に選ばれました。
確かに悪影響は与えてくれましたね。自分がマスコミ業界でのし上がるためだけに、世話になった山口敬之さんを犯罪者に仕立てあげた人ですから。

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その自称レイプ被害者の詩織さんが、初めて記者会見を開いたのは2017年の5月29日でした。
不思議なことに、この会見の動画は削除されてしまいました。
私は、詩織さんが初めての記者会見で何を言っていたか、非常に興味があるのですが。残念です。

しかし、この会見の翌日の日テレNEWS24の報道を見ると、要点は分かります。

山口敬之(元TBS記者)から“性的暴行”女性被害訴え
https://www.youtube.com/watch?v=15APv6jYo0k&t=8s

1:16〜
ナレーション「詩織さんは山口氏と学生時代の2013年、知人を介して知り合ったといいます」

本当は、詩織さんが働いていたピアノバーに山口さんが客として来たのがきっかけでしたね。
しかし、これは、詩織さんにとっては隠したい事実だったのでしょう。

     *     *     *

2:10〜
ナレーション「4月、東京・恵比寿の飲食店で酒を飲んだ後記憶が失くなり、翌朝意識が戻るとホテルで性的暴行を加えられていたと主張します。
詩織さんは事実を知るため、その後も山口氏とのコンタクトを続けたといいます」

「Black Box」では暴行されて膝を大怪我したと記述していますが、2017年5月29日の時点ではまだこの話は創作していなかったものと思われます。

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そして、逮捕中止について。

5:15〜
ナレーション「当時、警視庁の刑事部門のトップとして捜査を指揮した刑事部長は日本テレビの取材に対し『高輪署の捜査は女性の証言をなぞっているだけだった』と話しています。そして自らの判断で逮捕状の執行を止めたとした上で、『捜査1課を投入して、しっかりと捜査をした。起訴されるようなものでなかった。捜査に一点の曇りもない』としています」

警視庁の刑事部長というのは中村格氏のことですね。

詩織さんは、高輪署による山口さんの逮捕が中止されたことを、何か裏があったかのように語っています。
が、現実の理由は単純です。
高輪署の捜査は女性の証言をなぞっているだけだった』、それだけです。
なぜか異常に詩織さんに肩入れして、捜査情報も彼女に逐一報告していた高輪署の捜査員のA氏。彼が、詩織さんを喜ばせるために、強引に山口さんを逮捕しようとしたのを、警視庁の刑事部長が寸前のところで止めた、というのが真相ではないですか。
証拠もないのに逮捕するということ自体が異常だったわけです。

もちろん、この時点での捜査というのは詩織さんが警察に主張していたと思われる「午前2時の準強姦(昏睡レイプ)」についてです。
「Black Box」に描かれている「早朝5時の強姦致傷」についてではありません。

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