NHK「目撃!にっぽん」に詩織さんが! &「Black Box」文庫化

二審の東京高裁判決の結果を受けてでしょうか。NHKが13日(日)早朝の番組で自称レイプ被害者の伊藤詩織さんを取り上げます。

目撃!にっぽん
https://www.nhk.jp/p/mokugeki-nippon/ts/32M8QX25NV/episode/te/J71N6YP645/
『声をあげて、そして
初回放送日: 2022年2月13日

5年前、自らの性被害を訴えたジャーナリストの伊藤詩織さん。彼女の問いかけは社会を少しずつ変えてきた。なぜ声を上げ続けてきたのか。社会に投げかけたものとは?

2017年に実名と顔を公表し、性被害を訴えた異例の会見。この5年、カメラが記録してきたのが、声を上げ続ける中で葛藤する伊藤詩織さん、そして少しずつ変わり始めた日本社会の姿だった。性暴力を語ることがタブーとされてきた中、多くの被害者らが声を上げ始めたフラワーデモ、支援窓口や教育現場の模索。一方、無くならない性暴力やSNS上のひぼう中傷。なぜ声を上げ続けてきたのか。社会に問い続けた5年を見つめる。

2月13日(日)午前6:10ほか 放送予定へ』

性被害の内容をどう伝えるのか注目です。
NHKといえば、かつて「全聾の作曲家」を持ち上げた前科があります。「目撃!にっぽん」でもその轍を踏むのでしょうね。

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文藝春秋は「Black Box」文庫版を3月に発売するそうです。

文春文庫『Black Box』伊藤詩織 | 文庫 - 文藝春秋BOOKS
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167918484

「Black Box」の単行本には詩織さんが受けた被害が「準強姦」であると明瞭に書かれています。(P71、89、114、125、145、161-162、189)
「第6章」はタイトルそのものが「準強姦罪」です。

しかし、高裁判決によって詩織さんの膝のケガが山口敬之さんによって負わされたことになってしまいました。すなわち、強姦致傷罪が裁判官によって創造されたわけです。
となると、準強姦被害であることを前提にしている「Black Box」は嘘を書いていることになります。
文藝春秋は文庫版を出す前に、現在全国に流通している単行本の「Black Box」を回収・絶版にすべきですね。

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