前回の補足:詩織さんは弁護士と何を話していた?

自称レイプ被害者の伊藤詩織さんのエッセイ集「裸で泳ぐ」(岩波書店)。
これを読んだおかげで、彼女が弁護士とのやり取りも含めて数十時間に及ぶ音声データをブラジャーに隠したレコーダーで録音していたことが分かりました。

詩織さんが警察との会話を秘密録音していたことについてはBBCのニュースサイト等で自ら明かしていました。

詩織さんは「2年以上にわたって」録音していたのです。
警察・検察とのやり取りだけなら「2年」になりませんから弁護士との会話もすべて秘密録音していたのではないかとその時直感しました。

しかし、コメント欄に「なんで弁護士との会話を録音する必要があるんだ?」みたいなことを書かれてしまったり、そもそも秘密録音していた事実そのものを信じてもらえなかったというのが、当時の現実でした。詩織さんが自分で録音していた旨を語っているのに・・・。

ところが今になって詩織さんが弁護士との会話まで秘密録音していたことが判明しました。
私の直感が当たったわけです。
少しばかり気分が良いです。

     *     *     *

詩織さんは絶ッ対に弁護士とのやり取りの部分の音声データを公開しないでしょう。
が、私は何が収録されているのか知りたくてたまりません。

詩織さんは記者会見や「Black Box」でレイプドラッグを混入されたという表現は使わずに、山口氏が一服盛ったという印象を視聴者や読者に植え付けることに成功しました。
器用で精緻なレトリックを詩織さんが一人で考えついたとは到底思えません。

また事件当日、開院時に産婦人科を訪れたこと。産婦人科のカルテに「性交渉、午前2時から3時」と書かれていたこと。これらは「Black Box」では隠されています。
詩織さんが自分の判断で誤魔化したのでしょうか? 彼女にそんな知能があるのでしょうか?
開院時に産婦人科を訪れたことについては、彼女は他の媒体で隠そうともせずにしゃべっているのです。

詩織さんに都合の悪い事実を隠すことを指示したのは誰でしょうか?
秘密録音された音声データをすべて公開すれば謎が解けるのではないですか。

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