大晦日なので、今年の初詣で絵馬にお願いしたことを書こう

中居くんは、どうやら大丈夫らしい。普通にテレビに出て、ロケにも行っている。
すごく正直なことを言うと、去年の年末から今年の年初にかけて、僕は中居くんの健康状態が気になって仕方がなかった。不思議なことだ。別に僕はそこまで中居くんのファンではなかったはずだから。彼の司会番組もそんなに熱心に見ているわけではなかった。でもなんというか、去年の年末の、彼が復帰を強行しようとして、週刊誌に何かしらの体調不良を報道され再び入院する、しかも病名は明かされないという展開の中で、これは中居くんを心配して善人面しようとかいうことではなく、本当に何かの強迫観念みたいに中居くんのことが心配になってしまったのだ。

人は死ぬ。去年もたくさんのひとが死んだし、今年もそうだ。縁もゆかりもない有名人の健康を気にかけるなんておかしなことかもしれない。でもなんというか、SMAPみたいな存在になってしまうと、もう知ってるような気がしてしまうというのもあるし、それになにより、こういう形で万が一の何かが起きてしまうのはいやだ、という変な切迫した感情があった。それで神社で絵馬まで書いてしまったわけだ。

父親と従兄弟が死んだ、ということが関係していたのかもしれない。年が終わってみれば、中居くんはちゃんと元気だ。病名はいまだ明かされないし、心配ではあるが、ちゃんとテレビの中で笑っている。絵馬に描いた願いは叶ったわけだ。神様ありがとう。

「死ぬと思ってた？」と中居くんは復帰後の番組で笑っていた。スタジオのタレントたちは引きつった顔で否定していた。正直に言うよ中居くん。その可能性があるんじゃないかと思ってたよ。そうならなくて、本当に良かったよ。

さて、月額有料マガジンでは、中居くんの病状を書いた週刊誌について思うところを書く。別に業界人だから知る秘密の情報みたいなのだあるわけではない。一個人のただの短い感想である。