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Youtube向け動画編集はランニングコスト0円で運用できる

どうも。1回目の記事がまあまあ反響あったのでまた書いてます。やっぱみんなお金大好きなので今回はコスパの話します。動画編集にかかる初期投資とかランニングコストのお話ですね。目次は

①動画編集にかかる初期投資
②動画編集にかかるランニングコスト
③結局動画編集はコスパいいの?

この3本立てです。


①動画編集にかかる初期投資

動画編集に必要なものをリストアップしてみます。

●パソコン
●パソコン周辺機器
●編集ソフト

この3種類に分類できます。
一番のウエイトを占めるのはやっぱりパソコンですね。話し出したらきりがないですが、ざっくりと15万ぐらいのものを買えば大丈夫です。15万あたりのパソコンは編集するうえで不便になりすぎない程度のスペックだと思います。次に周辺機器です。これも編集の分野によってかなり変動しますが、「Youtube向け動画編集」ということにフォーカスを当てると、マウスとキーボードは各5000円ぐらいのもの(サイドキーとかショートカットキーがあって生産性上がる)、モニターはsRGBをサポートしてたらいいので(詳しくはまたこんど)2-3万円ぐらいの24または27インチディスプレイを買っておけばまあ大丈夫です。最後に編集ソフト。買い切り型のものを買えば5000円とかで済みますが....(詳しくは後述)これはもうAdobe creative cloudのコンプリートプラン契約しちゃいましょうと言い切りたい。成人なら約5000円/月、学生なら約2000円/月です。adobe製品なんでも使い放題なので、確実にいい先行投資になります。契約しなくてもいいけどね。

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ざっくりと値段をだしつつ紹介したわけですが、やはり動画編集は初期投資として20~25万円ぐらいはかかる計算になります。しかも、動画編集をやってると次々と機材が必要になってくるんですよ。これは編集者の運命なのかな。実際に僕が買っちゃったものとして、

サブウーファー付きスピーカー
ディスプレイ×2
マウスパッドとマウスバンジー
コンデンサーマイクとその一式
パソコンの内部パーツもろもろ
サブのパソコン

などなど...クローゼットを漁ればもっと出てくる気がしてます。恐ろしい。
ただ、ディスプレイに関しては圧倒的に生産上がったので良かったかなと思ってます。むしろウルトラワイドモニターほしいぐらい。一枚のディスプレイで表示できる情報量は多いほうがいいです。これは絶対。

②動画編集にかかるランニングコスト

 動画編集って一回環境を整えてしまえば編集ソフトのお金だけで仕事することができちゃいます。ただ、もっと突き詰めるのであれば、

●編集ソフト(adobeなら5000円、買い切りのソフトなら0円)
●素材サイト(僕がつかってるとこは月40ドルぐらい、なくてもいい)

ていう感じになります。それでも1万円切ってるので回収は容易だと思います。それぞれについてすこし解説しますね。

●編集ソフトについて
編集ソフトには「買い切り型」と「サブスクリプション型」があります。タイトルで"ランニングコスト0円"と言っちゃったのですが、ランニングコストを0にするには買い切り型を買う必要があります。代表的なものとして

●Sony Vegas
●Final cut pro

が挙げられます。
以前ある編集者チームで働いてたとき(詳しくはこちら)Vegasを使ってた人がまあまあいました。使い勝手はPremiereと比べるとうーんって言う感じ(個人の意見です)ですが、必要なものはそろってる感じです。ぼくはテロップのデザインがしにくそうだったので入れるだけ入れてほぼ使ったことないんですけどね笑
こんなかんじでPremiereのテロップはいろいろいじれて楽しいですよ↓

スクリーンショット (300)

Final CutはMacを使ってるのであれば買う価値はあると思います。最近の状況として、PremiereとFinal cutはOKっていうクライアントさんはまだまだいます。Premiere以外だめっていう人も増えてきてるけど。Final Cutも機能的には十分です。アップデートもされますし選択肢にいれる人は多いです。ただ悪い点として、Final CutはMac限定なので初期コストが上がってしまいます。そこはお財布と相談してくださいね。

●素材サイトについて
素材サイトと一口にいってもたくさんあるのですが、要するに著作権フリーの音楽、動画、写真、テンプレート等を提供してくれるサイトのことです。クオリティを求めなければ契約しなくていいです。最近では素材サイトもadobeと同様にサブスクリプションになってきてるので、月額2000~5000円ぐらいはらえばダウンロードし放題だよっていうシステムが多いです。
例を挙げるとすると、動画系ならStoryblocksが有名ですね。最近ではMotionElementsもサブスクリプションサービスを始めるらしく、期待できそうです。音楽で言えばArtlistやEpidemic Soundが有名です。Youtubeを見てると、「あ、このBGM聞いたことある!」ってなることがあるかもしれませんが、日本語で出回ってる無料BGMってもう大抵誰かが使っちゃってるんですよね。僕はわりとBGMでも差別化図りたいと思うタイプだったので有料のものをいつも使用してます。定期的に曲が増えていくのでBGM探しもたのしかったり。ちなみに僕が使ってるのはMotion Array。日本語対応してないので英語で探せる人は使ってみてね。

③動画編集は結局コスパいいの?

ということでいろいろお話してきましたが、結論をお話していきます。

結局、動画編集はコスパ悪くないです。

だって売り上げ=粗利にすることもできるんだもん。だけどね。よく読んでね。売上=粗利にすること"も"できるんですよ。実際するかっていうとまた別の話になってくるわけです。ぼくの周りにも”うまい編集者”と言われてる人は何人かいるわけですけど、ランニングコスト0円でやってる人はみたことないです。僕もふくめ、そもそもadobe使ってる人が圧倒的に多いのでその時点で5000円ぐらいはかかるわけです。あとはその人の給料によって変わりますが、僕のように定額の素材サイトに契約したり、Udemyみたいなサイトでオンライン授業を買ったり、もっと儲けてる人はモリサワフォントっていうフォントのサブスクリプションサービス(年間5万円~します。ひょえー)に登録してる人も結構いたり。
ある一定のレベルまで到達すると、素材やフォントにもこだわるようになってきます。フリーフォントなんて満足できない、フリーBGMなんて聞き飽きた、ってなるわけです。だけどそのレベルまで到達したときは動画編集者としてそこそこ稼げるようになってるはずです。
ということで僕が考える最適解は、

最初はランニングコストを抑えて経験を積む

お金に余裕がでたらいい素材に投資する

動画のクオリティもあがるかも

ですね。
これから編集してみたいっていうひとの参考になれば幸いです。

では。

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