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【雑スカウティングメモ】2020.11.22 水原vs広州

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ご無沙汰しております。ダビドです。1ヶ月ほど物書き業をサボっていましたが、いざACL!となると流石に居てもたってもいられなくなってしまったのでリハビリがてら神戸がGSで対戦する2チームの直接対決の感想文を残します。それでは。

前半

・水原のメンバーは2月の神戸戦から半数が入れ替わっているらしいけど、正直あんまり記憶にない。キムミヌはさすがに知っとうけど

・広州もパウリーニョ,タリスカといった有名どころは温存。これもぶっちゃけようわからん

・水原の非保持は5‐3‐2でハーフウェーライン付近にセット。広州は左SB残しの3バックを形成する。ウイングは張り気味か?

・お互いそんなにボール保持にこだわりはなさそうな開始5分間

・広州左インテリオール11番の選手は落ちて組み立てを助けがち

・水原のWBはウイングっぽくなって組み立てには加わらない。逆側へのサイドチェンジもある

・水原の左WBは運んだり蹴ったり色々できそう

・2トップの側面を運んで通過する広州右CB

・お互いかなりボールサイドに寄る。広州は逆サイドウイングも結構絞る

・広州の守備は4‐3‐3でセット。水原3バックと同数プレスっぽい。インテリオールが横スライドでWBに出たりもする

・水原2列目はかなり動けるので、2トップに当ててセカンド回収の流れがある。15分にはこのパターンでPA前でファウルを獲得した

・WBは縦スライドする。前に出てSBに当たったりもする

・水原のFKは右足17番,左足32番

・広州1列目はあんまり守備をしない。中央を切っておいてWBに出る感じ。4‐5‐1ブロック形成は比較的遅め

・水原の2トップのうち1枚はサイドに流れてくる。目的地はSBとCB間のチャンネル

・広州のキーパーは速いグラウンダーのパスが蹴れる。1人飛ばす感じの

・ブロックの外周で回してるだけの広州のビルドアップ。ウチと似たものを感じる

・27分、ノープレッシャーの水原DFラインから左WBへサイドチェンジ一発。ボールの取りどころが分からぬ

・広州の右コーナーは6番がスポットで横に12番が待機。

・お互い時間が経つとともにプレス開始ラインが低くなる。ハーフウェーラインに第一線を置く

・水原は2列目が何回もスライドを繰り返させられるときつくなる。急がないのが得策か

・広州は3バック化した両端の選手が少しづつ運ぶようになる。2トップの脇を使うプレー

・39分、カウンターから水原11番の裏抜けを広州GKがPA外15mあたりまで出て阻止。見てて眠かったけどこれで目が覚めた

・ロングボールのセカンド狙いは徹底されてる水原。おもに前進サイドは右で、より可能性を感じるのは左WBを浮かせてからのアタック

・広州は水原のWBに対して緩いので、比較的時間を得ていいクロスを蹴れてる(西大伍さんにはぜひ狙って欲しい)

・イタリア人監督らしくボールサイド圧縮は意識してる?感じの広州。ラインはかなり低いけど

・水原のインテリオールがかなり動けてかつ広州のSBが低めの位置にいるので、ファーストプレーの横スライドはかなり早い

・前半終了。水原はどことなく湘南感があるかも。広州はまだ意図があんまり見えてこない

後半

・ブレイクタイムに熱々のコーヒーをいただいたので寝落ちの心配はなくなりました。後半スタート

・46分、縦パスを引っ掛けてから水原のポジティブトランジション。ピボーテ脇を取ったキムミヌが攻撃を加速させて(このムーブは神戸戦でもあった)、複数人でエリアに到達する理想的なカウンターを展開する

・裏一発狙いのロングボールが多いのは広州の方かも

・水原のWBは縦に走れるタイプ

・広州は58分に11番から20番,12番から16番へ選手交代

・60分くらい見たけど広州の攻め手はトランジションしかないのでは?

・オープンになると水原の走力の優位性が出てくる。広州はほぼ7枚だけで守ってるようなもん

・HVが持った先がない広州。サイドは封鎖されてるし、かといって中央でワンタッチ合体して剥がせるわけでもない

・ウルトラマンタリスカとパウリーニョおじさんがいたらこのへん何とかなるんやろか。ボールもってどうこうできるチームには見えへんけど

・水原もハイクロス以外に遅攻の手があるかと言われると怪しい

・前後分断になってきた広州。プレスも緩く、一列目の裏は使い放題

・むやみやたらとミドルを打つ水原。なお枠には(ry

・73分、広州の右インテリオールがWBの裏を取ってクロスの必殺パターン。惜しくも合わず

・どうでもいいですけど、中国語実況ってめちゃくちゃ面白いですね

・眠い

・SBを引き出して裏で2トップを勝負させる水原の方がボール出しに意図が伝わってくる

・79分の広州、敵陣中央で縦パス引っ掛けられた後に即時奪回から20番がシュートも惜しくも逸れる。こういう中央でパワーを押し出せる展開になったら強みが出てくるんかも。パウリーニョもおるし

・中へ放り込み→外に広げてクロスみたいな古典的な攻め方でもそれなりに形になってる水原

・オープンになった恩恵を受けているのは明らかに水原。神戸も気をつけないとお家芸のAT失点が待っていそうだが...?

・特筆すべきこともなくスコアレスでゲームセット。お疲れ様でした

まとめ

・初戦だからかなのかお互い釈然としないまま90分を終えた印象。ターンオーバーしてるからかもしれないので、神戸とやるときは急に強く見える可能性はあるわけやけど

・どちらのチームと当たっても神戸がボールを持つ展開にはなると思う。U字型パスではなくきちんと相手を動かすことができれば、そんなに案ずることはないかも(まぁ無理でしょうけど…)

・何回も言ってるけど広州は柱の外国人がいるといないのとではおそらく一気に印象が変わるんでしょう。でもこの試合に関しては意図が見えるシーンが少なかったかも

・前後分断的になる展開はお互い避けたいはずやけど、パウサをもたらせる人材(サンペールが使えないのはめちゃくちゃ痛い)がお互いいるとも思えないので結局は走りあいかな(コンディションを考えると相対的に優位に立てる可能性はあるけど)