積み重ね
みなさんこんにちはまっつんです。毎日自作の物語を投稿しています。無償で漫画を描いてるくれる方、イラストを描いてくれる方募集中です。もし描いてくれる方がいましたらTwitterで #まっつん毎日投稿作品 とつけて投稿お願いします。
みなさん本を読むのは好きですか?私は嫌いでした。文字ばかり見ていると眠くなってくるからです。わたしは国語も苦手なのですがいつも国語の成績を父に見られると「本を読まないからだ、新聞を読まないからだ」と言われていました。私はこの言葉がストレスで仕方ありませんでした。高校受験や大学受験でも結局国語は克服できませんでしたが私は別に悔しくとも何ともありませんでした。たかが国語なのだからと。しかし最近、自分はボキャブラリーが少ないなと感じます。物語を書いていても同じような表現ばかりになってしまうし、聞いたことのある表現がすぐに出てこないともっとその言葉を定着させていれば簡単に思い浮かぶのかなと少しへこんだりもします。小さいころの積み重ねは大きくなったときに気付くのだなと最近実感します。
タイトル【自分の居場所】
偏差値で優劣が決められる世界。偏差値の高い中学校、高校、大学と進めばそれに応じた報酬が与えられ、子供は大人や社会の都合に振り回されるように育てられた。
あるエリート両親のもとに双子の姉妹、さやとりりあが生まれた。りりあは優秀である姉のさやと比べられいつも悩んでいた。そして実力主義なこの世界では自分の存在意義はない、そう思ったりりあは自殺を決意する。大型トラックが来ているのを横目に赤信号を渡るりりあ、しかしそんなりりあをかばうかのように姉のさやが飛び込んできた。意識を失った2人は病院へ搬送されるが助かったのはさや1人。なぜ自分だけが生き延びたのだろうか、そう悔やんでいたある日自分の中に死んだはずのさやの意識があることに気付く。