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フランスに引っ越して間もない頃、お気に入りのラギオール(LAGUIOLE)のナイフを求めて、パリ中の店を回った。

2020年5月4日(外出制限49日目)、曇り@パリ郊外。

フランスに引っ越して間もない頃、お気に入りのラギオール(LAGUIOLE)のナイフを求めて、パリ中の店を回った。

10年くらい前だろうか。ドイツに住んでいる頃、フランス支社にいるマネージャーが退職することになった。彼はパリ郊外の豪邸に一人で住んでおり(バツイチ)、退職前に私を家に招待してくれた。フランス人の個人宅に入ったのは、その時が人生で初めてだったと思う。ドイツから600km運転してやって来た私を手料理と美味しいワインでもてなしてくれた。その時、シャルキトリー(ハム等の盛り合わせ)に添えられてたナイフが美しく、彼にそのナイフについて聞いたことでラギオールのことを知った。フランスにはいくつかの有名な刃物ブランドがあるが、ラギオールはその中でも最も有名なものの一つだということをその時に知った。ラギオールは村名で、大量生産の安価なものから手作りの高級品まで様々。ソムリエナイフも有名。

この記憶から、フランスの会社に転職して間もない頃、一生モノの一本を探してたくさんの店を回った。その時買ったのがこのナイフ。

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金属に施された彫刻がとても美しい。


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