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心身を冷却することのススメ

先日、
「心身の炎症、つまり腫れは、心身の寿命を縮める」
「心身の腫れは、早期に冷却して抑えるようにすること」

という趣旨の本を読む機会がありました。

どういうことだと思いますか?

その本によると、
「腫れとは、細胞が暴れて熱を持っている状態=平常時ではない状態」
を指すそうで、
その対応策として、
「早期に冷却すると、腫れ・痛みは収まりやすい」
とのこと。

例を挙げれば、
高温の物に身体が触れた際、
「すぐに流水で冷却すべし。」
という教えを耳にしたことがあると思いますが、
この本によると、
熱いものに触れると、触れた部分の細胞が暴れ始めるので(細胞が壊れ始めている状態)、
結果として「痛み」が発生する、
だから 早期に冷却することで
細胞の暴れを抑制(細胞の壊れを食い止める)できるため、
痛みも抑えられるというわけです。

ヤケドは、負傷部位が熱を持ちますが、
あれは細胞が暴れている状態
ということなのです。

風邪にかかるなどで、
発熱することがありますが、
それも同様で、
熱が上がってしまうのは、
負傷部位が腫れているから。
暴れた細胞は「痛み」をもたらす、ということ。

以上の例は心身の内の「身」についてのお話ですが、
「心」についても全く同様だそうです。

そして、心の「腫れ」は、細胞が正常ではない状態ですので、
心に対してはストレス状態となります。

これが、心が発熱している状態です。

家族のこと、家計のこと、
職場の人間、
仕事のこと、
そして 自身の健康のこと・・・
など、様々な悩みが原因となり、
心の平常を奪っていきます。

心が発熱しているわけですので、
心が痛みを感じます。
この痛みを、
世間では「ストレス」と呼んでいるわけです。

冒頭に述べましたが、
「腫れは寿命を縮める」
というのは、言い換えれば、
「腫れの状態を、短く、小さく抑えるほど、寿命は伸びる」
というロジックです。

心身を冷却することが
寿命を伸ばすこと有効であること、
それは、
心身にストレスがかかっている状態を、
可能な限り減らす、短縮する
ということである
と、論理的にご理解いただけましたか?

この本を読んでからの私は、
心身を平常に保つ
という意識が高まりました。

体調に異変を感じたら、
極力早めに主治医の診察を受ける、
食事に気を付けて、早めに就寝する。

また、心にストレスを感じた場合、
休日には思い切って趣味に興じて ストレス発散することなど、
意識して行うようになりました。

そういえば、長生きするなら粗食、
なんて言われたりしますが、
食べ過ぎは体に負荷がかかり、
身体の内外ともに「腫れ」ますので、
やはり、寿命を延ばすこととは逆行になるのでしょうね。

皆さんにも、
健康で長生きするためにも、
心身の腫れは、速やかに冷却して、
平常を保つことをおススメします!

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