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【投資初心者必須】「グランビルの法則」でトレンド把握テクニックをマスターしよう

マンエンマンです。

よくSNSや株のニュースで移動平均線という言葉がでてきます。5日線や25日線75日線という言葉は聞いたことがあると思います。またインジケーターで表示している人も多いのではないでしょうか。

ただその移動平均線を表示してもレジサポぐらいでしか見ていない人も多くよくわかっていないという投資家や初心者の方も多いようです。
トレンドを把握する際、私は移動平均線をかならず見ており特にグランビルの法則は常に頭の中に入っている状態です。これがないとトレンドを判断しづらいからです。

そこで今回は移動平均線の考え方の一つ「グランビルの法則」について解説していきたいと思います。

この記事は
・移動平均線の基礎をしりたい
・グランビルの法則とは何かを知って株の動き方を知りたい
・移動平均線を活用してみたい

そんな方におすすめの記事です。

それではまいります。

移動平均線とは?


まずは移動平均線の基礎に関して知っておきましょう。
移動平均線とは、ある一定期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したものです。その日を含めた過去何日間(または何週間)かの価格を毎日計算するため、平均値が移動していくことから、移動平均と呼ばれます。
トレンド把握やサポートレジスタンスライン・ゴールデンクロスデッドクロスという買いや売りシグナルとしても使われ多種多様な使われ方をします。

https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/i/J0049.html
  • 5日移動平均線(短期):最近5日間の価格の平均を取ったもの。

  • 25日移動平均線(中期):最近25日間の価格の平均を取ったもの。

  • 75日移動平均線(長期):最近75日間の価格の平均を取ったもの。

ほかには100日・200日移動平均線なども使われます。

基本的な使い方


トレンドの把握

  • 移動平均線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドと判断します。

  • サポートライン・レジスタンスライン

    • 移動平均線が価格のサポート(下値支持)やレジスタンス(上値抵抗)として機能することがあります。

  • ゴールデンクロス・デッドクロス

    • 短期の移動平均線が長期の移動平均線を上抜けると「ゴールデンクロス」と呼ばれ、買いシグナルとされます。

    • 逆に、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下抜けると「デッドクロス」と呼ばれ、売りシグナルとされます。

このような使われ方がされます。

ただ上記の使い方を知ったから「さあこれから買うぞ!」と判断するのは、初心者には難しいです。トレンドも把握できないまま買う売るのは自殺行為みたいなものだからです。
結局使うこともできずに終わってしまう人もおおいでしょう。
そこでもっと移動平均線を理解するために「グランビルの法則」というものを解説し、移動平均線の考え方や使い方を深堀して習得しましょう。

グランビルの法則


米国のアナリストである「ジョゼフ・E・グランビル」氏が考案した理論です。一般的に移動平均線の向きや乖離率などから、相場の方向性を分析するために使用します。
日足と200日移動平均線を使ってトレンドを把握しましょう。


200日移動平均線と日足チャート

黄色い太い線が200日の移動平均線です。これを境に上昇トレンドになったり、200日線から離れすぎると戻るような動きが法則的になっているとおもいます。

これを覚えておけば今トレンドは売りなのか買いなのかをある程度判断することができます。

実際のチャートと合わせてみてみましょう。
東京エレクトロンの日足チャートです。黄色い線が200日線。
黄色い丸が買い。オレンジの丸が売りです。

完全に一緒ではないですがこの流れを見てある程度法則に沿っていることが分かります。

じっくり解説していきます。

1:最初の買いは新規買い
200日線を抜けたところで買います。
特徴は移動平均線が横ばいもしくはちょっと上に傾いてるときにチャートが抜けたタイミングです。新規買いが多く機関投資家もよく買うといわれています。

2:押し目買い
200日移動平均線を抜けるも反発したところで買う。よく言われている押し目買いです。個人投資家が買うことが多い位置

3:押し目買い
こちらも200日移動平均線で反発しさらに上昇トレンド継続して最高に伸びる位置での買いということになります。個人投資家が買うことが多い位置


上昇トレンドで買いタイミングや上昇トレンドになるのは3回。
トレンドは上昇、調整があり押し目ができた波形の形になりますが、基本的に波の形は3波が最後と考えていいでしょう。※イレギュラーももちろんあります。


1:売りは乖離売り
3波が終わり頂点を付けたあとの下落を狙う。ここからダウントレンドになったと考えることができます。

2:新規売り
200日移動平均線を割って下落したところ。

3:戻り売り
新規売りの同じぐらいの値もしくはそれより下で下落したポイントを狙う

4:戻り売り
移動平均線がレジスタンスと超えられなかった場合

この流れを把握しておけば現在トレンドはどちらなのかを把握することができます。さらには、以前お伝えした
切り上げ切り下げのテクニックを使い複合的にみればさらに精度が上がっていきます。

トレンド把握はトレードする前に絶対に把握しておかなければならないものです。
トレンドを把握して細部をみてインするタイミングを計る。

では最後にまとめてみます。

グランビルの法則のポイント


・200日移動平均線の上にあるか乖離しているかを見る
・何波目なのかを確認する
・現在はどの位置なのかを把握する

ぜひご活用ください。

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