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スマホを冷やす方法は、ノートPCの冷却方法とはちょっと違う。

私はiPhoneXSユーザーだ。背面放熱を塞ぐのを嫌い、昔からスマホケースではなくバンパーを使っている。

(アルミニウムに比べれば)背面素材がステンレスだろうがガラスだろうが誤差みたいなものではあるのだが、夏はとにかく暑くなる。

それを冷やすためのアイテムは意外と少ない。
少ないが、ノートPCとはちょっと違う方法が選べる。
少し興味があったので、DIY前に調べてまとめておこうと思う。

スマホを冷やす方法は大きく4種類

ノートPCを冷やす方法は2種類くらいしか存在しない。
すなわち「ファンによる空冷(強制対流)」と、「熱伝導性の高いものに触れさせる(熱伝導での放熱)」の2つだ。

それに対してスマートフォンの冷却はさらに2つの方法がある。

3.背面放熱を塞がないケースを選ぶ。なんならケースなど使わない。

前述のバンパーだ。
スマートフォンはファンを搭載していないものが大半で、排熱は自然排熱しかない。

これは、スマートフォンがノートPCなどと異なり排熱自体が少ないことによる。

手に持って使う家電なので、持てないほど熱くならないように設計されている。
と言っても、熱くなる。

実際、夏は暑くなる。

ケースを使わないのは反対派だ。
だが、ガラスコーティングという手もあるので考えてみるのも良いと思う。

ガラス表面をコーティングすることで、微細傷による理論硬さよりも大幅に割れやすくなってしまうガラスの性質を助けてくれるっぽい。

4.ペルチェ素子による冷却

これはスマホ独自に近いかもしれない。

「冷たいものを付けたら冷たくなるよ」というシンプルな話だ。

ペルチェ素子が何だか分からない人のほうが多かろうと思うので、ペルチェの説明はしておこうと思う。

ペルチェ素子。ペルチェ効果。って何よ。

簡単に言うと「電気によって熱移動する効果、そのための素子。」だ。

原理はよく知らないが、モーターや電磁石の仲間くらいの気持ちで理解している。

  • モーターは、電気によって物を右から左に移動させる。

  • 電磁石は、電気によって磁性体を右から左に移動させる。

  • ペルチェは、電気によって熱を右から左に移動させる。

こんな感じ。
まあモーターも磁力介してるけどね。

エアコンは真空の管に入った冷媒が熱を外に吐き出したり、外から取り込んだりするわけだが、それよりも効率が悪いがシンプルな機構だ。

最近はネッククーラーがペルチェで動いてるそうだ。
小型の冷蔵庫とかもペルチェだったりする。

大型だと排熱が多すぎて無駄なのだと思うのだが、
スマホ冷却くらいだと効率が合うのだろう。

https://amzn.to/38PVmCh

検索すると、結構たくさんある。

日常で使い道のあまりなかったペルチェ素子が日常に入ってくるのは、なかなかにウキウキする事だ。

ちなみに冷却が強すぎて結露したりするので十分気を付けたほうが良い。

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