![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45485687/rectangle_large_type_2_f7374ac7e0fb68826a558e0c871b0652.jpg?width=1200)
豊島の一次産業に詳しい長老
はるとっちゃんの紙芝居「おらが島は世界一 豊島」を作った2018年、豊島の長老に絵の監修をお願いしました。長老は戦後から昭和30年代まで専業農家で稲作、野菜を栽培し、乳牛を飼育していました。
いちご栽培は、豊島事件による風評被害を払拭すべく新しい一次産業の期待高く始まりました。長老はいちごは栽培していませんが、家続きの菜園には甘夏、夏みかんなどの柑橘類がこんもりと大きな木に育っていました。
豊島にみかん栽培を農協が推奨した頃の話を、長老に聞きました。砂地、粘土質という地区の地質が味に反映されていたそう。また、みかんの形で見極める旨さのポイントもへええーの連続でした。選果場を土庄に合併した後、大阪の市場で一番の高値をつけるまでの駆け引き、それを手腕と言う。#豊島の長老
— やましたなみ (@yamashita73) February 15, 2019
↑ 絵:佐藤拓実さん 2018年
農協が後押ししたみかん栽培と、独自の酪農組合があった乳牛の話をひとしきりした後、「こう言うたら悪いがな」と遠慮がちに長老がおっしゃる。豊島の風景に描いた稲穂を指して「遅れ穂はみっともない」と。稲穂は高い位置で揃って輝いてこそ、農家の自慢なんだそう。ご指摘感謝! #豊島の長老
— やましたなみ (@yamashita73) February 15, 2019
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?