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2013年の豊島ゼミ特集がキャッシュから消えました

ローカル局の特集番組が、キャッシュから消えました。長くリンクを貼ってくださっていたことが希少でした。
2013年11月14日 豊島産廃不法投棄 語り継ぐ85歳元議長の“遺言”
http://www.ksb.co.jp/newsweb/index/320#feature

上記のリンクは、新しいサイトのトップページへ飛びます。特集を遡ってもリンクは39まで、2017年以降しか閲覧できません。ローカル局が2021年に新社屋へ移転したことを機にサイトも見直したのだろうと思います。

特集内容は、豊島事件の語り部 砂川三男さんの視察ガイドに同行し、豊島に起きた有害産業廃棄物不法投棄事件が今も終わっていないことを伝えるものでした。特集を、豊島ゼミのブログで紹介したことがあります。

*2013年11月16日 アーキペラゴのブログより
http://www.archipelago.or.jp/teshima-seminar/2013/11/

豊島産廃不法投棄
語り継ぐ85歳元議長の“遺言”

 放送後、砂川さんへ電話をかけて「生きてんのか?死んだと思った」と言ったのは岡山にすむ砂川さんの古くからの友人でした。
 今回、取材してくれた喜多記者は「豊島事件は香川県にとって大変ナーバスな問題であることは承知しています。でも、風化しつつある今だからこそ、この問題の生き字引ともいえる砂川さんの言葉には、大きな力があると思います」と話します。
 栗生さんは「島に持ち込まれた膨大なゴミそのものの被害にまず泣き、次は全国に広がった風評被害のため修学旅行先で傷ついた中学生の話に泣いた豊島住民の、その時その時の気持ちを、静かで強い語り口で伝える砂川さんのお話から、産廃を通して豊島の入口に立った人たちにどうしても最初に聞いてもらいたい」と豊島ゼミを継続してきました。前回から私が新人コーディネーターを務めておりますが、砂川さんの豊島ゼミは一貫してぶれません。

 砂川さんが伝えたい“遺言”、ぜひ豊島事件の現場でお聞きください。

「やっぱりわしらが申し伝えて若い人に伝えていく責任がある。
60何年前の戦争を忘れ、水俣のことを忘れ、豊島を忘れ、
ややもしたら、福島のことまで忘れる国民じゃないかな。
それを忘れたらいかんと思う。
それがわしの責任か責務だと思うとります。」

(KSB瀬戸内海放送「KSBスーパーJチャンネル」11/14放送 特集内での砂川さんの言葉を引用)


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