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作品が見ているものを想像する鑑賞
立体アート作品を見るとき、周りの空間も含めて近寄ったり離れたりして鑑賞します。ところが、この作品は海に向かって1列。球体が見ているものを想像しながら、海を背にしながら見ました。
デ・マリアの作品
「Seen/Unseen Known/Unknown」(見えて/見えず 知って/知れず)
ここは展示のガラス扉を朝晩開け閉めしています。仏壇の扉のよう。
直島の地中美術館にある作品と本作は、連作のようです。地中美術館のウォルター・デ・マリアの作品、『タイム・タイムレス・ノータイム』は2004年作。黒光りして周辺を鏡面に写す球体が会場の中心にあり、壁に三角柱、四角柱、五角柱(金)、切り取られた天井の長方形は棺のよう。
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