晩年の猪熊、2020年の展示から
2020年、リニューアルオープンした丸亀市猪熊弦一郎現代美術館。「Genichiro Inokuma−Art is a Vitamin」は2回鑑賞しました、その時の写真に、晩年の作品がありました。
猪熊弦一郎(1902〜1993)。顔と鳥は代表的なモチーフです。妻、文子を亡くした後に顔を描くようになり、描き続けたら文子に会えるか、または文子が現れてくるかのような、という解説だったように思います。ニューヨークぐらしの後は、日本とハワイを行ったり来たりの晩年でした。ペールトーンは、ハワイで描くようになった色彩だと思います。
2021/6/6まで開催の常設展でも、ハワイの色彩が目に止まりました。
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