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野澤先生のトマト

高山のトレイルラン、ジャックマイヨールの素潜り、初女さんのおにぎり、野澤先生のトマト。これらはオムニバスで第7番ぐらいまで制作されたように思います。監督は龍村仁。映画「地球交響曲 ガイアシンフォニー」。20代のころ自主上映会を主宰しました。そのご縁で初女さんの講演会はスタッフとして参加しました。

映画は京セラがスポンサーになり、タイアップ映像になった時から映画は見なくなりました。あの頃、自主上映会はクローズドが多くて、健康食品をはじめとするネットワークビジネス系が熱心に宣伝していました。

野澤先生のトマトは、つくばエキスポセンターの野外展示館で見ました。映画で取り上げられていたのは、つくば万博の水耕栽培です。ここはEXPO'85の再現でした。それでも、トマトがたわわに実をつけ、白い根が円形の水槽いっぱいに張っている様は圧巻。
巨木が生きている。
水槽の水が対流し、一粒の神秘が宇宙に繋がっているようでした。水槽はもしかしたらニップラだったかも!

野澤先生のトマトは、折に触れ思い出しています。庭のこぼれ種から大きくなるミニトマトを見るたびに。今回はアート思考の本を読んでいて、根の張り具合から野澤先生のトマトを連想。

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*追記 2020-7-10 
ガイアシンフォニーは現在9番を制作中、2020年10月完成予定。
出典:地球交響曲集大成「第九番」

*つくばエキスポセンターの野外展示館について 追記 2020-7-10 
記憶の捏造かもしれません。巨木は映画で見ていて、実際には空っぽの展示館だったのかも。いやいや、野外展示館でもトマトは屋内いっぱいに枝を広げていた。現実か映画か、何れにしても圧倒的なシーンが刻まれています。







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