芸術士_20200128

芸術士®︎の活動10周年

四国の高松市は、保育園に芸術士®️がいます。保母さんではなく、いろいろなジャンルのアーティストが、子供たちと週に1回、1日を過ごします。

イタリアのレッジョ・エミリア(Reggio Emilia)に端を発する革新的な幼児教育を、日本で初めて取り入れたのが高松市です。市の派遣事業を、わたしが所属するNPO法人アーキペラゴが請け負っています。

子どもが作ったもの、描いたものを「作品」と言いますが、芸術士®️の現場では成果物にすることが目的ではありません。保育園の先生方と打ち合わせをしたその日のプログラムが、1日で終わることもあれば次回に持ち越しのこともあります。プロセスを体験していくことに重きを置いています。ともすれば親は「今日は何を作ったの?」と簡単に聞いてしまいます。けれど、持ち帰ったものになるまでの子どもの気持ちや発想の展開をイメージできるでしょうか。その子にっとっては、完成した「作品」じゃないかもしれません。

そんな芸術士®️の活動を、2/23に紹介します。

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