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詩人のスケッチ

さいたま市・別所沼公園内に建つ「ヒヤシンスハウス」を取り上げた、新美の巨人たち 2024-1-27

詩人のスケッチとモダニズム建築を、同線上に並列し、同義であるかのように取り上げる内容に疑問が沸きました。

ヒヤシンスハウスの紹介の次に取り上げられたカップマルタンの休暇小屋。
類似点を挙げれば極小ハウスではあるけれど、モダニズム建築と同義であるか、そこが気になるところです。
建築年代を見てみると、ル・コルビュジェの名声から、彼が先行したかのような印象を与えますが、設計・建設は 1951 年。
立原道造がスケッチを描いた時期は1937(昭和12)。
詩人のスケッチについて、立原道造記念館のサイトに記してあることが原文と言えそうです。
chatGPTによれば「立原道造が活動していた時代(20世紀前半)は、モダニズム建築が世界的に流行していました」。

上記で、かつて存在していた記念館に触れています

先の番組で二つの家を取り上げたのは、こちらが元ネタかもしれません。


極小ハウスから、9坪の家を久しぶりに検索しました。

↓9坪の家、その後

9坪の家の原型は、増沢洵による最小限住居です。「1952年に増沢洵さんの最小限住宅のリ・デザインの記録」という本「9坪の家」があります。
そこから時は流れ、ミニマリスト建築へと移っていくのです。

■タイトル画像について
東京大学弥生門です。門に面して、立原道造記念館がありました。跡地は3階建てになり、先月は信仰の集いの場所でありました。2/6は空き家になっていました。

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