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たかまつ工芸ウィークでマチを歩く

「マチへ行く」「マチへ行ってきた」と高松育ちの人が言う「マチ」とは高松三越周辺の商店街のことらしいです。「マチ、なんて」と、マチへの憧れを隠して呼び名を茶化す人もいます。

高松の人にとって「家が高松藩だったことは自慢」のタネなんだそう。お蔵があり、数奇者を父にもつ人から高松の風習あれこれを教えてもらっている中で聞いた話です。その方のおうちは庄屋だったのでは、と推測しています。

さて、土曜日は「たかまつ工芸ウィーク」のスタンプラリーを楽しみました。最初のスタンプは、宗家後藤盆。高松には香川県漆芸研究所があり、香川漆器は県を代表する名品です。次にシューレ963。

そこへ行く途中に、114銀行の創業地があります。タイトル画像の街灯と時計は創業の銀行前で撮りました。

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写真を撮っていたら、年配の方に「なにをしているの?」と聞かれました。古いものを写真に撮っていますと答えたら、「ここの中も、昔のまま保存されているよ」と教えてくれました。「古いものなら香西(こうざい/地区名)にある」とも言います。「高潮で建て替えちゃったけれどね」。

「ふふふ、城下町出身だから」
初めて聞きました、高松藩自慢。


■今日の参考サイト


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