片山邸の記録写真
豊島(てしま/瀬戸内海)に、片山邸と呼ばれるお屋敷がありました。江戸時代から続く材木商として栄華を極め、豊島の大きな選択の時に力を発揮したと新聞で読んだことがあります。令和になる前、屋敷は売りに出され、買い手がついたとか未払いだとか確かなことはわかりませんが、建物は壊されることなく、手を入れられることもなく今も門を閉めたまま在ります。
21年前、片山邸でお茶会が開かれました。豊島はわたしたちの問題ネットワーク(通称豊島ネット)が、アースデイの一環で主催しました。当時の様子が写真集になりました。
アースデイ事務局の真鍋宣子さんが、「片山邸の記録を残したい」と写真家の小林恵さんに依頼した私家版です。
写真集を見ると、お茶会の前に大工さんが手を入れている大掛かりな様子も写っています。
その後、片山邸はアート作品展の会場になり、ピアノ演奏やワインバーなどの催しが開催されたこともありました。今では、記録でしか目にすることができない片山邸です。
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