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カタマランの上を通り過ぎるのは

8月最後の日曜日、大人のヨットクルージングでいただいたお料理メモ。

タイトル画像はベーコンで巻いて(何を?)松の実をトッピングしたもの。マッシュポテトも合いそうですが、なんと庭のイチジク! 山羊のフレッシュチーズで味付けをしてオーブンへ。イチジクの葉っぱの上に盛り付けられていました。直径5〜7cmの目立つ一皿。
豊島もそうですが、高松も庭先に果樹を植えてイチジクや柑橘類がたのしめる気候です。

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写真右上、セロリの葉にあるのはサルシッチャ。ケバブと思いきや、ローズマリーなどハーブがきいた脂っ気のないイタリアソーセージ。癖のある風味、パサパサ感が絶妙。

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スイスのチョコレートを使ったというガトーショコラ。間になんちゃらが挟んであるとかないとか。ぎゅっと詰まった「リッチ〜!」という素材。甘さも上品で芳醇な余韻が残ります。

これらの料理は持ち寄りです。作り手は、飲食店のオーナーや料理教室の先生など、腕の覚えのある方ばかり。パーティー向きの華やかさや味のインパクトなど、肩肘はらない遊び慣れたところがスマート。ホストの気配りもさりげなく、温かく、ウイットに富んだ会話も年齢層高めでした、笑。カタマランの上を通り過ぎてゆく、リラックスした時間。本来あるべきものをちゃんと取り戻した、2020の夏。


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