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モネの庭(高知県北川村)から豊島へ瞬間移動

高知県の北川村にいながらにして、気分はフランスのリゾート地。香川から3時間のドライブで、パリ(Paris)より 80kmのところにあるジヴェルニー(Giverny)へ。twitterのモネじいとInstagramで眺めていた「モネの庭」へ行ってきました。

4月にできた「ボルディゲラの庭」は、ゴツゴツした石とヤシで組んだ乾いた庭です。光をたっぷりと浴びて、視界が広いと感じたのは、目玉である庭園の睡蓮がうっそうとした植物に囲まれているしっとりとした風景だったからでしょう。背の高いヤシの木があり、日本とはまるで違います。
小さいカフェの建物があり、前方と後方の扉が開いていて、庭を眺めながら一休み(カフェはクローズでした。「ボルディゲラの庭」も、本来なら開園20周年を記念した増設で華々しくオープンして賑わうはずだったろうに、コロナ禍でやむなく休園)。

オリーブとソテツ

オリーブがある! 嬉しくなりました。しかも幹が太いので、100年ぐらいかなとみていくと見事な1本が。樹齢200年でした(写真左)。小豆島には1000年のオリーブの木があります(震災の翌日に運び込まれたのです、なんとかハンターが登場してテレビ番組になりました)。これが豊島ならソテツだよね、と思えば、「あんた、そこにいたの!」というシンクロニシティ。
豊島の片山邸(一般見学不可)のソテツは、由緒正しきソテツです。材木商の片山家が、誰それから贈られたような。植松のお父さんに教えてもらったので、改めてちゃんと確認します。

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レモンまでありました。もう気持ちは豊島に飛びました。フランス気分を味わっていたはずなのに、あっさりと豊島に塗り替えられました、景色が。この時期、まだ木にレモンが残っているのはもったいない状態です。木にも負担ですが、レモンは水分がぬけてスカスカのはず。

1 decade. 10年前のこの時期、栗林公園でハスの花をみました、高松へ越す前の下見旅行でした。栗林公園にはソテツがあります。吉本ばななさんは作品で、アロエが交信していると書いていましたが、わたしにはそれがソテツやオリーブだったり、レモンだったり豊島を連想します。

モネの庭について、また書きます!
下調べをせずに、園内を歩き、感じる体験をしました。
2歳ぐらいの女の子が「カエルの!」と言えば、「カエルなんていないよ」とお母さん。まるで本「13歳からのアート思考」のような展開でした。




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