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楽しい学童になるよう準備中

臨時休校中の学童運営は、悩ましいところ。子どもたちに「離れて」と言ったところで、仲良しさん同士でくっついたり、大人に甘えて身を絡めてきたり。せいぜい窓を全開にして、テーブルやドアノブをまめに消毒して、子どもたちに手洗いを促して、手元を確認したり。

ここまでの振り返り
【1】3月の臨時休校時(前半)
急な決定で、わたしは動かせない予定がありシフトにはいりませんでした。
【2】春休みスクール(3月後半から4月1週目)
ワークショップ盛りだくさんで、9時から18時までほぼ満員状態。高学年の子たちがが公園で「秘密基地」を作って、低学年の子を「仲間に入れない」というケース。秘密にしたい気持ちもわかるけれど、はっきりと「それはいじめです」と大人が介入しました。すると、高学年の子たち(と言ってもリーダー格の子が)歩み寄りを。いくつも改善案を提案してきて、大人に許可を求めます。ここにいるみんなの妥協点を探りながら、自分たちで決めることが何よりも大事です。大人は話の流れを見守りました。
【3】back to school viva!普段の学童 (4月2週目〜)
新学期が始まったか入学式が終わらないかのうちに、早くも緊急事態宣言による臨時開室へ。感染予防のために利用時間と定員を設けました。キャンセル待ちが出ました。朝の45分は学習タイムです。
子ども一人ひとりを見ていると(お弁当や言動)、だんだん活力がなくなってくるのが心配でした。公園へ行きたくない、何もしたくない、というのです。
【4】学童も閉室へ  (4月最終週から5月2週目)
スタッフから感染リスクを不安視する声が上がりました。相当のストレスを抱えて現場にきてくれていたことをトップが理解して、閉室の判断をしました。市に、学童の利用状況推移を聞いたところ、アンケートは取っていないという回答。閉室に際して、保護者への説得力が弱いのですが、事業所ごとの判断というので他市町村の学童見解を参考にお知らせしました。
【5】臨時休校継続ですが開室します
5/1にミーティングをして、トップの判断で5/11からは開室へ。先述のスタッフたちからは感染リスクが怖いという声は変わらずありましたが、リスク対策を強化することを協議。なんのための学童なのか、働く親御さんたちの支えになれたらというのがトップの思いです。子どもたちだって、友達と遊びたいよね。その日、また臨時休校延長のニュースが。前回までの振り返りと課題を整理して、保護者へ開室を連絡しました。

低学年の子たちは、学童に保護者の送迎が欠かせません。もしかしたら、来たくても通えないのかもしれません。今回も臨時開室に際して定員を設けました。保護者の希望通りにはならないかもしれません。オンラインで学童の子たちと交流できたら、と思い始めています。制約条件と課題を抜き出して、クリアするにはどうしたらいいか。段階的な導入に向けて急ぎプランを作成しています。



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