お値下げ おビール 『お』をつけたくてたまらない人々

最近はフリマ系のアプリを見ていると目につく「お値下げします」という言葉。
なんだろう、気持ち悪い。
「お」をつけたことにより、上品になったように見せかけて下品になっているように感じる。

自分のする行為に「お」をつけるのはおかしいはず。
私が古い人間なんだろうか。
違和感はあるものの、
「お値引きできますか」
「お値下げできますか」
は、相手のすることなので仕方ないかなぁと考えてはいますが。

他にも、
クレヨンしんちゃんがテレビアニメで始まった頃からずっとモヤモヤしている言葉。
みさえがしんちゃんによくつかう「お馬鹿!」という言葉。
「お」は必要?
馬鹿を軽くするために「お」をつけているのかな。
わからない。

何でもかんでも「お」をつければいいってもんじゃない!最近の奴は・・・って、クレヨンしんちゃんは始まって20年ぐらいたつのかな。
最近ではないね。

そう、そのクレヨンしんちゃんよりもはるかに大御所で、テレビアニメ界の頂点に君臨するあのアニメでも、私はモヤモヤを抱えている。

サザエさん

サザエさんでも、よく使われているのが、「おビール」である。
カタカナというか外来語に「お」はおかしい、ありえない。

酒仲間の酎ハイに「お」で、お酎ハイ、言う?
第3のビールに「お」で、お第3のおビール。
ウイスキーに「お」で、おウイスキー。
スキー繋がりでスキーに「お」で、おスキー。
スノーボードに「お」で、おスノーボード。

あ、でも、カタカナに「お」をつけて違和感がないものひらめいた。

おフランス!

ま、おそ松くんでイヤミが「おフランスざんす」って言ってたからだけども。
おアメリカ。
おオーストラリア。
お韓国・・・カタカナじゃないね、でも名詞に「お」はおかしいってことかね?

「お」をつけすぎ問題での犯人は、子供をもつ親達世代ではないか?と思っている。
お受験、お時間、お教室、お馬鹿・・・等
私に勝手に犯人扱いされた方たち、ごめんなさい。
でも、そう思ってる。

私も専門家ではないので100点の答えは持っていないってところが強気に出れないところではあるけれど、なんか気持ち悪い。


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