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罪悪感(4歳7か月)

約束を破ってしまった罪悪感から、子どもが一生懸命考えた話。

我が家では以下の3つの原則があります。
①嘘つかない
②約束守る
③遅延行為しない

細々したやっていいこと・だめなことは都度伝えるんだけど、大原則はこの3つ。
細々したことも、だいたい「約束守る」に入れちゃうんですけど。
「遅延行為しない」が独特。。。(夫のワーディング🤣)
お着替えとかテレビ見終わるときとか、わざとゆっくりやってると「遅延行為」になります。

起こったこと

普段は私と2人で自分のお部屋で寝る子ども。
夫がさみしがって、「明日はお父さんのお部屋で3人で寝てくれる?」と子どもにお願いしたところ、「うん」と答えた。(= 約束した)
でも、いざ寝る時間になってみると、「いっしょにねるのやだ…」と言って譲らない。しかたないので、その日は諦めて私と2人で寝ることにした。

2人になって、いつものようにドリームスイッチを天井に投影してお話を聞きながら寝ようとしていると、「約束破っちゃってごめんね」と10回くらい言ってきた。
私は「どうしたら約束を守れたのか、一緒に考えようか」と言ってみた。
そうしたら、ドリームスイッチを止めて(いつもはお話してても流しっぱなしなのに)、一生懸命考え始めた。

寝るときになって、約束したときと比べてどう気持ちが変化したかとか、一緒に寝ることの何が不安なのかとか、いろいろ質問しながら一緒に考えてみた結果、スモールステップでちょっとずつ「お父さんのお部屋で3人で寝る」に近付けていけばいいんじゃないのという話になった。
(できない約束はしなければいいのではという私の提案は、「それだとおとうさんが悲しいでしょ」と一蹴されました。)
いったん結論が出たら、安心した様子になって「ドリームスイッチ見よう」と言うので、お話を聞きながらすっと寝た。

感じたこと

ルールを設ける親の責任
「約束を破っちゃった」ということに対して、強い罪悪感を感じてるんだなあということに気付いてはっとしました。3つのルールが「原則」として深く刻まれているんだなと。改めて責任を感じました。
今はこの3つでOKと思ってるけど、成長段階に応じて役に立つルールはアップデートしていきたい。

考え抜く姿勢
罪悪感に対して、腑に落ちるところまで自分で考え抜こうという姿勢がうれしかった…!
私自身が「こういう姿勢が足りない。身につけたい!」と長らく気にしてきていて、今まさにトレーニングしている最中です。
子どもが、小さい頃から当たり前のようにそういう姿勢を持てているのは、とても良いことだなと思って、うれしくなりました。
※次の日に話したら、「どうするかはまだ決まってない」とおっしゃっていました…。あれー??

しかしそこまでいやがるのはなんでだろ。。
寝る前は特に、いつもと同じ安心できる環境が大事なんだろうということは分かるけど、でもお父さんのことも好きなのになあ。

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