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※ネタバレ注意『初恋の絵本』感想

 こんばんは、陽帆です。
 最近はハニプレの修学旅行イベントを楽しんでいます。ハーフアニバーサリーがもうすぐらしいですが、ガチャがいっぱい出てきて、ダイヤが足りません!!
 そんな中、告白予行練習シリーズの3作目、『初恋の絵本』を読み終えました!

 今回の主人公は映画研究部で監督として活躍する芹沢春輝と美術部の副部長である合田美桜です。2人の名前が春にちなんだもの(春輝→春、美桜→桜)に由来しているので、「春カップル」と呼ばれています。
 高校1年生の頃から一緒に帰る仲の2人。ですが、なかなか素直に想いを伝えることはできません。そんなある日、美桜は春輝に「好きな人とかいる?」と聞くのですが、「いるよ」と言われて落ち込んでしまいます。また、春輝は映画のコンペで大賞を取り、その副賞でアメリカへ留学することになりました。
 果たして、2人の恋の行方は…

 この物語は『告白予行練習』、『ヤキモチの答え』と合わせて読むと、この場面でキャラクターがどう思っていたのかが分かりやすく描写されています。

 春輝も美桜も、お互いのことをずっと想っていました。ですが、ずっと想いを告げないまま2人は卒業式を迎えました。
 それから7年。母校の桜丘高校で美桜は美術の先生になっていました。ある日美桜はもちたとあかりからDVDを渡されて、見ることにしました。そのDVDで美桜は春輝の想いを初めて知りました。
 また別の日。美桜は優と夏樹の結婚式に参列するために早めに仕事を切り上げて帰ろうとすると、春輝の姿がありました。
 7年越しにやっと2人は、想いを伝えることができたのです。
 そして優と夏樹の結婚式当日。高校生の頃と変わらない笑顔がそこにはあったのです。
 『ヤキモチの答え』の段階で誰かが結婚するということが書かれていましたが、ここで初めて優と夏樹が結婚することが分かりました。この2人が結婚するまでの話をいつか見てみたいものです。

 春カップルこと春輝と美桜のお話はこのお話でも読むことができますが、2017年に放送されたTVアニメ『いつだって僕らの恋は10センチだった。』でも見ることができます。全6話と短いお話ですが、こちらもちゃんとハッピーエンドになります!

 次回は優の妹の雛と、彼女が片想いをしている恋雪、夏樹の弟の虎太朗がメインの『今好きになる。』の感想をお届けしたいと思います!
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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