行氣:じぶんに氣を向けること
ぼくたちは普段からあっちに氣を配り、こっちの人に氣を使い、しています。
ただ電車のなかでボーッと立っているときにでも、意識は目的地に着いて、次にやらなくてはいけないことを巡らせています。
たまにはじぶん自身に氣を向けることをしてみることをおすすめします。
そうすることで、いろんなことを教えてくれます。
普段、氣が散っている人ほど、それだけで非日常空間へアクセスすることができるのです。
わざわざ何処かに行かなくてもいい。誰かに高いお金を支払わなくてもいいのです。
ひと昔前には氣とかって言うと、「みせろ!」だとか、「ホントにあるのか?」とか言って話が全然進まないことがありました。そのことにヘキヘキしてしまい、氣って言わなくなったのですが、最近では、「あっ、氣ね〜」なんて市民権を得たものですから、安心して氣って言えるようになりました。
ですから、氣ってありますよ、って言う前提で話を進めて行きますね。そのイメージはみなさんのお好きなように思っていただいてけっこうです。
ぼくたちには氣というものがあって、その氣というものを、いつも外的な方向に使っています。
それを内的な方向、じぶんの方に向けることをしてみてはどうですか?というおすすめです。
氣をじぶんに向けることを行氣といいます。
行氣してみると、案外いいことがあります。
たとえば「あぁ寒いなぁ」と思ってみても、行氣してみると、意外と身体が温まってきたり、「なんだか調子悪いなぁ」って思ってみても、行氣してみると、調子が悪い部分が見えてきて、対処しやすくなったりします。
じぶん自身に氣を向けることって簡単なようで意外と難しい。というのも、わざわざやろうとしないとできないっていうところに難しさというか、非日常性があるのだと思います。
じぶんの心って意外とザワザワしているし、じっとしてもいないものです。
じっとしていない心をみているのも、おもしろいものですよ。
簡単にできる非日常体験。おすすめです。
毎日を忙しく生きているぼくたちだからこそ、そういった時間をじぶんのために使うことがあってもいいのではないでしょうか?
「いやぁ~!今日も疲れた!」とか「毎日毎日いそがしいな~」って言っている方にこそおすすめです。
日常に消耗している人におすすめする、誰にでも簡単にできる非日常体験でした。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。