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しわやたるみは増えるのに世界は変わっていない

愛光流。私の師匠は一般社団法人愛光流を動かしておられます。何人もの弟子がいて、その中で何人かが認可指導室として活動しています。私もその中の一人で愛光流からだと心整体という屋号で活動しています。

師匠は全国各地を飛び回り、お忙しく活動されていますが、中でも大阪では道場を構え、整体操法や講座を行われています。

この7月に大阪道場の15周年の記念講座、懇親会が予定されており、私たちはその計画をし、弟子一同手分けして準備を進めています。

先日も大阪道場に行ってきたのですが、この場所で師匠が整体の活動をされてきたのだと思うと感慨深いものがあります。それと同時に「15年前って何をしていたっけな?・・・」って考えます。

今から15年前というと2023引く15ですから2008年。2008年というと

金融危機が世界に波及し、株価が大暴落していて、穀物などの商品価格が急騰しています。ロシア軍がグルジアに侵攻していたり、各地でテロが行われています。日本でも株価が下がったり、無差別的な殺人事件が起きたり、大きな災害に見舞われたりしています。

何だか15年前もあまり変わらないな、と思ったりもします。

15年経っても世界は変わらないけれど、確実に私たちひとりひとりは年を重ねていて、たいして変わり映えもしないのに顔のしわや筋肉のたるみは増えました。2023年の社会はこんなにも便利になって進歩した気になっていますが、振り返ってみたらたいして変わってはいない。

いいように言うと普遍的なのかもしれませんし、悪いように言うとバカは死ななきゃ治らないのかもしれません。結局のところ何も人間は進化していなくて、いつまでも変わらない。私たちひとりひとりは毎日毎日を積み重ね、よりよい未来に向かって努力しているつもりでいますが、残念ながら結果はあまり芳しくないようです。

「結局人間は変わらないんだなぁ」と。変わろうと思っても結局変わっていない。手先や目先のことは進歩しても人間としての進化はされていない。変わろうと思っても、って書きましたけど、そもそも変わろうとする方向性が違うのかもしれないなって思いつきました。みんなが行こうとする方向がちょっと違うかもしれませんから、少し立ち止まって様子を見るのもよいのではないかと。本当ならコロナの数年でやっておけばよかったですね。

読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。