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まだまだ続きそう

 ニュースを見るとパラリンピックと感染者数、ワクチンのトラブル、総理大臣の話題、ばかりです。コロナとワクチンの話題は避けて通ることはできないとは思いますが、もう少し明るい話題もほしいなと思います。明るい話題と言ったらパラリンピックくらいですもんね。

 コロナの現場ではそうもいっていられない現状のようで、大阪で開業医をなさっている谷口先生のメルマガからです。

昨日も、我がクリニックの発熱外来には多くの患者さんが訪問されました。まず、発熱されたり、濃厚接触が疑わしい患者さんには電話で対応して、時間を区切って診察するのですが、一般診療との兼ね合いもあるので、当院では1時間に1人としています。
孤立した診察室に隔離して、問診し、防護服を着て、PCR検査をするので、診察までに15分くらい、そしてPCR検査をして結果が出るまでに15分、後はその場で会計して薬局に薬を持ってきてもらうのです。
全部の工程を終えるのに、やはり最低1時間はかかります。

 こういった現状をメルマガで配信してくださると現場での苦労が目に浮かぶようで、ほんとうに大変な思いをされているなと思います。ぼくも数年前、コロナ騒動が起きる前まで大阪の医療機関に出張整体に行かせていただいていましたので、現場の状態というのはある程度想像できます。

一番困っているのが、治療薬がないことと、悪化した時の対応に医者が介入できないことです。
現在の制度では、コロナは指定感染症で2類相当の指定を受けています。
2類とは、結核、SARS、MARSなどの重症感染症の様に、一般的に保健所が管理して、入院の必要な患者さんを指定医療機関で入院して治療するというシステムです。
今までの数なら、これでも対応できるのですが、この全国的な急速な患者数の増大で、全くこのシステムが追いついてきないのが現状です。
それならば、一般のインフルエンザの様に5類にして一般医療機関が診れるようにした方がいいという意見もありますが、そうなると、治療薬がなく、公費負担がなくなる現状を考えれば、これも悩ましいことです。

 なかなか対策も難しいようです。2類のままだと追いつかない。5類にすると公費負担がなくなる。自己負担が増えるんですね。いろいろと制度上の問題もあるみたいですね。ほんとうに苦労なさっているなと感じます。

 メルマガには

結局は新型コロナといえども、風邪の一種です。
だから、恐れずに早期の段階で有効な治療をして重症化を防ぐ事ができれば、ほとんどの人が治ってしまうと思います。
ダラダラと治療もせずに自宅で放っておくから重症肺炎になるのです。

というような力強い言葉もありました。

 まだまだ収束しそうもない現状ですが、しっかり対策を練って過ごしていきたいと思います。


 本日もお読みいただき、ありがとうございます。

読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。