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例のものをやった身体

 例のものをやった身体を観た。本人の印象、体感としても思っていた以上にたいへんらしい。身体の方を拝見しても前回よりグッと悪い。思っていたように変化しているのはいるのだが、訴えとの相関関係も見出すことはできるのだが、それを改善したところでどれくらいの効果があるのかわからない。

 こういった未知のものに出くわすと大筋のところで理解はしていてもどのような経過をしていくのかが未知の領域。本人の印象とどれだけ寄せができるのかを考える。

 厄介なのが、痛いとか苦しいならばわかりやすい感覚なのだが、そうではない感覚。本人もわからないような変化になると追いかけるのも至難の業。ここからは根気の勝負になる。ことが起きてからでは遅くって、それをいかに、どれだけなかったことにできるかになる。

 たとえば免疫が低下していることに低下している段階で気が付く人がほとんどいないように、内臓脂肪がちゃくちゃくと身についていることにリアルタイムで気が付かないように、本人だからってことが起きないとわからないことはたくさんある。

 免疫の骨が沈んでいるのが浮かび上がってきた。それはうれしいことだけど、追いかけっこはこれからも続いていくことだろう。


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