ビルゲイツになれるんだろうか?
四柱推命鑑定をしているときに、よく聞かれるのがお金のことです。
お金はあったほうがいい。そう思っています。お金だけがすべてではない。もちろんみなさんと同じようにぼくもそう思っています。お金があるだけで幸せになれるかというと、そんなことないと思いますし、それ以外にもたくさんの幸せを感じられる瞬間というものはあります。
そういった刹那をかき集めても幸せな人生を生きることはできるんだろう。
でも、お金はあったほうがいい。たくさんあったほうがいいのか?と言われると、どれくらいたくさんお金があるのがその人にとってちょうどいい幸せなのかはわからない。
100万円で幸せな人もいれば、1億円でも幸せと思えない人もいるだろう。ぼくはどちらかというと前者の方なので100万円でもめちゃくちゃうれしい。もちろん1億円でもめちゃくちゃうれしい。そんなことを言っている奴が100万円とか1億円とか手にするはずがない、と言われたらその通りかもしれない。
四柱推命でもお金を現す星はあります。財の星といわれるのがそうなのですが、その星の働きようでは四柱推命でお金持ちになれるかどうかもわかると言えます。
ただそれは、そういった星がついているというだけであり、それがどの程度のものになるのかは、その人次第になるのです。もちろん、そういう星があるからといって家で毎日食べて、寝ているだけでお金持ちになれるかといったら、そんなことはありえません。
仮にビルゲイツと同じような星を持って生まれた人がいたとしても、ビルゲイツのような大富豪になることはできないように、その星の活かし方というものによって大小は変わってくる。
でもビルゲイツと同じような星を持って生まれた人がお金と関係のない生活を送っているとは思えないし、仕事にまったく就けていないとも考えにくい。
もしかしたら世界のどこかで営業職として、なにかしらモノを売っているかもしれない。そしてその会社から定期的なお給料をもらって生活をしていることだろう。いい給料かどうかはわからないけど、お給料をもらって生活していると思う。会社員なのに株やFXとかで儲けているかもしれないが、公にはそんな感じだと思う。
もしかしたら世界を飛び回っているビジネスマンなのかもしれないが、それでもビルゲイツには程遠い。
じゃあビルゲイツが幸せなのかと聞かれたら、ぼくはビルゲイツと友人でもないし知り合いでもないのでわからない。ぼくが一方的に彼の上っ面な部分を知っているだけだから、答えようもない。質問する方法もわからないし、ビルゲイツにしてもわけのわからない東洋人から「あなたは幸せですか?」って問い合わせが来たら無視することだろう。
もしぼくがビルゲイツと入れ替わったとしても幸せかどうかはわからない。
お金とはそういうものだと思う。
ただ、若いころとか、まだまだ子育てをしなきゃいけない世代にとってはお金の問題や心配というものは家族の絆さえ奪いかねない。
適当なお金がありさえすれば、信頼関係を損なうことなく生活していくことができる。そういった意味ではお金はあったほうがいいと思うんです。
ビルゲイツとそうでない人の違いは何なのかというと、そのひとつは選択だと思います。同じような星を持って生まれてきたとしても、その時々の選択によって、それからの道が変わります。その選択によって行きつく先が変わってくるのです。財という星の活かし方をわかっていないと、その選択をまちがう可能性が高くなります。
若いころのビルゲイツにはそういった道を説く人がついていたんでしょうか?わかりませんが、なにもなく彼自身の選択で今のような地位にたどり着いたとしたらほんとうに運がいい、天才的な人だったんですね。
さて四柱推命鑑定の現場では「わたしに財の星はありますか?」と聞かれて、ある場合は正直に「あります」と答えますし、ない場合は「ありませんので、お金や財に関してはひとつ工夫をしないといけません」というふうにお答えします。そしてその工夫の方法をお知らせいたします。
財の星があるからといってビルゲイツになることを想像されても難しい。世界中のほとんどの人が夢見ているでしょうけど。
財の星があるならあるで、計画的に財を引き寄せる方法をとらないといけません。そうしないと稼いだ分だけ消えていくことになります。それでも財に関して不自由していないことにはなりますので、少しでも、今よりも、って思うのであれば工夫すべきだと思います。
四柱推命をただ単に占いというだけで終わらせてしまうともったいないです。お金や幸せはひとそれぞれに形があるのかもしれません。それを知り、デザインしていくことも四柱推命にできることだと思っています。
陰陽五行を生活に取り入れることは、ご自分のジャストサイズの幸せを手に入れる方法のひとつとしておすすめいたします。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
読んでくださってありがとうございます。とてもうれしいです。