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一般社団法人を立ち上げました!|PRESS RELEASE|

この度、地域おこし協力隊として白老町で活動している山岸奈津子は、2023年6月5日(月)に白老町と近郊エリアを活動対象とする、一般社団法人SHIRAOI PROJECTS(シラオイプロジェクツ/通称 SHIPS シップス)を立ち上げたことを報告します。
 当法人は、「可能性を拡げる舟をだす」をコンセプトに、魅力の発見とコンテンツ創出・発信によって、地域に住む人、関わる人たちが町への愛着と自信を持ち、町に積極的に関わるモチベーションと、新たな魅力を生み出す原動力になり、地域の可能性が拡張していくことを目指しています。

主な事業内容

自主事業と委託事業、以下の6つを柱に取り組んでいきます。

自主事業

①海岸・港魅力化プロジェクト
白老町の重要な文化・観光資源として捉え直し、海岸・港の可能性を拡げるためのトライアルを、町内外の関係者の協力を得ながら新たな町の魅力となりえるコンテンツとなるべく実施していく。近い将来にはサービスとして公開し、港・漁港関係者の新しい収入源になることを目指す。

2023年5月に実施した漁船ドライブ実験

②町の可能性を拡げるアートプロジェクトの実施
白老町を舞台にした作品の制作、展示するアートプロジェクトを定期的に実施。町のあたりまえの景色を違う視点から見せること、また見えなくなっていたものを可視化し新たな気づきを与えてくれるようなアーティスト・作品・プログラムを町内で展開する。

2023年1月に実施したアーティスト・イン・レジデンス(田中彰氏)の様子

③レジデンスやワーケーションなどの受入施設の管理運営
萩野エリアの一軒家を活用し、アーティストや大学との連携・交流拠点として活用を目指す。

④フリーペーパー発行事業
「自分の舟をこぐ人を応援する」メディアとして、白老町及び近郊で流通するフリーペーパー「モモフネ」を発行。文化芸術に関する情報をはじめ、地域の新しい動きを取り上げ発信する。
当面は、SHIPSの活動通信として運用しながら本格始動を目指す。

委託事業

⑤白老町及びその近郊エリアの商品開発、デザイン制作、広報PRプランニング業務業務等の委託
地域の魅力および商品や取り組みを最大化していくための戦略を、これまでの経験を活かしながら、企業団体と伴走しながら取り組む。

⑥白老町ほか業務委託事業
白老町総合計画等に基づき、町が抱える課題で、行政だけでは取り組みにくい案件を前進させる業務委託先として、実績をつくっていく。(文化芸術施策、関係人口づくり、地域経済活性化 など)

立ち上げ経緯

私は2022年7月に白老町地域おこし協力隊に就任。そのきっかけは、白老文化観光推進実行委員会が主催する「ルーツ&アーツしらおい」でした。そこで町の人に出会い、土地の面白さ、食、環境などさまざまな魅力を実体験し、もっとしっかり地域に入り込んで町に関わってみたいと感じ、移住することを決めます。
 星野リゾートトマムでの企画・広報経験と、独立後の広報PRプランナーとして、「札幌国際芸術祭」や「NoMaps」、「新千歳空港国際アニメーション映画祭」等の大きなフェスティバルに携わり、企業やスタートアップの広報担当や広報アドバイザーなどを務めた経験から、地域おこし協力隊としての役割を、「地域の魅力や可能性を拡張していきながらワクワクを生み出すこと」、さらに「地域で雇用を生み出すこと」と考え、その足がかりとして出来るだけ早く法人化するべく動いてきました。
 また、より良い町を目指す中で、行政だけでは賄いきれないまちづくりの機能・役割を担える法人が必要だと感じたことから、非営利型の法人として活動することを選択しました。

 北海道でも有数の水資源に恵まれた土地、先人がつくり上げてきた歴史や文化、人の温かさ、食の豊かさ、交通の便の良さ、さらに国内でも15しかない国立美術館・博物館がある白老町、もっともっと面白くなる可能性があると信じています。ぜひ応援いただけたら幸いです。

SHIPS設立説明会/相談会の開催

白老町内外に広く当法人のことを知って活用していただくための説明会および相談会を開催してみます。
ぜひお気軽に、広くお越しいただけたら幸いです。

日時:①6月27日(火)14:00〜、18:30〜 (説明時間/各回30分程度)
   ②6月30日(金)   14:00〜、18:30〜 (説明時間/各回30分程度)
場所:①白老町中央公民館・白老コミュニティセンター
   (白老町本町1丁目1-1)
   ②竹浦コミュニティセンター(白老町竹浦198 - 27)
参加料:無料
申 込:不要

法人概要

一般社団法人 SHIRAOI PROJECTS (非営利型)/ 略称 SHIPS
代表理事: 山岸 奈津子(地域おこし協力隊/フリーランス広報PR)
理事  : 菊地 辰徳(株式会社haku 代表)
監事  : 中村 諭(元白老町商工会 事務局長ほか)
住所  : 白老町大町3丁目8-12
電話  : 090-6995-8835
登記日 : 2023年6月5日
HP    : 準備中

<プロフィール>代表理事 山岸 奈津子

1980年、札幌生まれ。大学卒業後、星野リゾート トマムで広報PR担当として従事。勤続10年を機に独立し、フリーランス広報PRに。さまざまな企業・団体の広報PR業務に携わる。
2022年7月より、白老町の地域おこし協力隊として移住。

白老町海岸にて

<クライアント実績一例>
・THE OLD GREY BREWERY |白老町ビール醸造所(2023〜)
・教育法人浅利教育学園 広報アドバイザーほか(2023〜)
・NoMaps実行委員会 事務局 広報担当(2018〜)
・株式会社岩谷技研 広報チーム(2021〜)
・新千歳空港国際アニメーション映画祭 広報担当(2019〜)
・シーニックバイウェイ北海道 委員(2021〜)
・札幌商工会議所付属専門学校 講師(2019〜2022)
・北菓楼札幌本店オープン オープニング広報 (2019)
・札幌国際芸術祭(2014, 2017,2020)
・株式会社いただきますカンパニー(2013、2014)      ほか


法人名について

リリース的な固めの情報についてはここまでで、ここからは内情についていくつかお話できればと思います。
まずは、ずっと考えていた、法人名です。
白老町で何かやれるかもしれない…と思ったのは2022年3月に直島&別府界隈をいろいろ視察させてもらった際に「NPO法人 BEPPU PROJECT(愛称:ベップロ)」に出会い、その活動を知ったことがきっかけ。思い描く姿・あり方として、私がベップロの1/10でも白老(及びその近郊)でできればよいんじゃ?それなら可能性あるかもと思ったことがきっかけなわけです。
ベップロ…みたいな愛称で呼んでもらえるような団体名いいなーと思っていました。
そのベップロが企画してくれた、オンラインアーティスト・イン・レジデンス勉強会に参加中、その講師として登壇いただいた「一般社団法人HAPS(東山アーティスツ・プレイスメント・サービス)」。
こんな略し方いいなーと思っていたら閃いた、SHIRAOI PROJECTS 略してSHIPS!! 私が海が、海岸がもっと魅力的になればいいのに…と思っていたことも含め、船・舟・フネ、いいじゃん!と。
改めて書いていると、やっぱり一般社団法人SHIPSの方が良かったのかな…とかも思うけども、ひとまず満足しているので、よしとします!

白老町で相談に乗ってくれてる人たちにも、「いいじゃんSHIPS」と言われてホクホクしていた2023年、年明け。白老八幡神社で引いたおみくじがこちら。

2023年のおみくじ

冒頭の和歌にご注目ください。

風吹けば 風吹くままに 港よしと 百舟千舟 うちつどいつつ

「マジSHIPSじゃん!」と大興奮したのでした笑
まさに、百舟千舟が集い、生まれ、動き出すような法人にしたいと思っています。
(その下の「油断するなよ」の忠告も重々心に刻んでいるつもりです)

ロゴについて

「よっしゃSHIPSでいくぞ!」となり、そうと決まればロゴ作ろーと(形から入りたいタイプ)、今一番信頼するデザイナーに頼むべく、めちゃくちゃ忙しい中ゴリ押しで、今をときめくアートディレクター&デザイナーのヤマザキ ケイタロウ氏に依頼。
最近では、NHK北海道の顔である「ほっとニュース北海道」の新ビジュアルも手掛けていらっしゃるやり手です。
私が広報として2019年から関わっている「NoMaps」でもここ数年かなりガチンコでお仕事をさせていただき、時間のないなかでもいつも本当に丁寧に向き合ってもらえるデザイナーさんで、日々どれだけ助けてもらっているかわかりません。

ってことで、超多忙な中お願いして作っていただいたロゴがこちら。

SHIPSロゴ
SHIPSロゴ+フラッグ

舟を横から見た形状に美しく仕立ててくれて、それだけでもかっこいいのだけど、私的にはフラッグがたなびいているパターンが、舟の強い推進力を感じさせてくれるのがとても好き。
しばらくはフラッグ付きのこちらを使っていきたいと思っています。
さらに、いろんなものをこの舟に乗せたデザインパターンも作りたいと画策中です。

名刺と、SHIPSのステッカーもかわいくて、ご挨拶のたびに配りまくってます笑
すごくいいね!と言ってもらえるし、それって第一印象として超大事だと思っている

本当に10年ごとにものごと動いてるようです

私が星野リゾートトマムを退職したのが、2013年6月。Facebookにはそのときの投稿などが思い出として出てきます。10年ごとに新しいチャレンジをすると宣言してきた通り(?)、2023年、次の10年のスタートとして初めて法人を立ち上げてスタートしようとしています。
この10年縛りの効力はすごい!

大事な局面で大事な人との「出会い運」は相当強いと思っている私ですが、白老でもその運は相変わらずなようで、本当にたくさんの素敵な人と出会い、助けてもらい、法人化に至っています。
どこまで頑張れるか、どんな未来が待っているか、もう未知数ですがやっぱり自分であれこれ考えて企てていくのは楽しい!面白い!それだけです。
私が面白いと感じること、地域にとって可能性を拡げることを掛け合わせていけたらこれ以上ない幸せです。

そして、この場を借りて、一般社団法人化にあたり、理事・監事を引き受けてくださった株式会社hakuの菊地さん、そして白老の父とも言える中村諭さん、ありがとうございます。
お二人には、とにかく私が走り過ぎてないか、ズレてないか、ちゃんと町のためになっているかをフラットに見てくれる"監視役"として信頼してお願いしています。

また、一番の運営資金の確保の部分で賛助会員の募集やクラファンの実施も考えていますので、ぜひその際には「どれ、どんだけやれるのさ」という挑発的な一口をお願い出来ますと頑張れるタイプです。

ぜひ、未来に向けて、一筋縄じゃ行かないワクワクだらけの大海原に漕ぎ出す一般社団法人SHIRAOI PROJECTS/SHIPSの舟出を一緒に楽しんでいただけますと誠に嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!

一般社団法人SHIRAOI PROJECTS
代表理事 山岸 奈津子


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