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指先で紡ぐ躍りの音楽史~阪田知樹ピアノリサイタル~ミューザ川崎ホリデーアフタヌーンコンサート~一流のオーディエンスを目指して

下書きのままにしていたコンサート感想、やっと書き上げました。

セットチケットを買ったらミューザ川崎シンフォニーホールに、連日で行くことになりました。

空がどんよりしていても
心はワクワク
貴公子然としたポスター

ピアニストの阪田知樹のリサイタルです。若いけど、凄い実力。涼しい顔をして超絶技巧をさらりと弾いてしまう。一人で多彩な音色を出すのにも驚き、プログラムも安全バイを選ばない果敢にピアノに向き合う姿勢に圧倒されました。

いつもの2階後方席です

バッハのシャコンヌの編曲、後半のガーシュウィン、7つのヴィルトゥーゾ練習曲からのパラキレフのイスラメイには息を飲むばかりでした。凄い人がいるのねー。

パイプオルガンの
デザインも好きです

演奏は全体にスピードが早い。私は早弾きは好きじゃないんだけど阪田さんのは嫌みがなかったですね。超絶技巧を超スピードで弾くと、嫌みな感じになり勝ちなのですが、品のよさ故か、何のテクニックか素人の私にはわからないけどただ、引き込まれて行く魅力になりました。お見事。

フライヤーより、実物の方がステキに見えました。髪型を変えたからかしら。今後が楽しみなピアニストが、また一人増えました。楽しかったです。

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