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ミューザ川崎ジルベスターコンサート(レビュー)
実はジルベスターコンサートって、初めて。大晦日に年越しコンサートをすることがあるけど、それがジルベスターコンサートです。私が行ったのは、年越しではなく、普通の昼間のコンサートでしたが、、、。
今年はベートーベンの生誕250年でしたから、プログラムはオールベートーベン。エリーゼの為にから始まり、ベートーベンの半生をたどるようなナレーション付の構成。交響曲やピアノ協奏曲を一部だけ演奏することもあり、異例の進行でした。面白かったです。
ピアノの小曲、エリーゼの為にをコンサート会場で聞くのは初めて。高校の時に習ったイッヒリーベリッヒも、プロ歌手が歌う生を聞いたのは初めて。
交響曲1番は第一楽章のみ。
モーツァルトへの憧れが感じられますね。若々しいベートーベンを感じます。
誰でも知ってるロマンス第二番。
私も大好き。ロマンチック好きな私は、こういうベートーベンが好き。
ピアノ協奏曲第4番は第一楽章のみ。
ワクワクしました。
唯一のオペラフィデリオは、序曲
のみ。
歌はなかった。フィデリオは、固い感じのペラで私の好みではないの、、、。
ピアノ協奏曲、皇帝の第二、第三楽章。
畏怖堂々のベートーベンらしさ。第一楽章なしでしたが、楽しめました。
そして、イッヒリーベリッヒ。
短いけど、ドイツ歌曲らしく、そしてロマンチック。宮本益光さん、倍音をビリビリさせてました。
最後に交響曲第5の、第三、第四楽章。ベートーベンのイケイケ時代の作品です。ますますベートーベンが好きになる。
アンコールには、ピアノ協奏曲悲壮の交響曲バージョン。大好きなので、たまりませんでした。改めて、ベートーベンは名曲をたくさん作っていますね。有名な曲がたくさん。
東京交響楽団に指揮は下野竜也、ピアノは小川典子、バイオリンは南紫音、ナレーションとバリトンは宮本益光。
下野竜也さんから、熱いメッセージをいただき、胸がいっぱいに。コロナ禍でも開催できた喜び、不安で仕方ない気持ちを支えられました。