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美容室ジプシーを卒業する方法

みなさん お気に入りの美容室はありますか?

わたしは生まれてこの方、ずっと美容室ジプシーです。

おそらく髪型の好き嫌いが激しい(これでいいやと諦められない)、癖っ毛だし生えグセもあってかなり上手な美容師さんじゃないとダメ(髪質に難あり)、なのに自分では考えつかない髪型にしてもらって新しい自分と出逢いたい(欲張り)といったことが原因だと思います。

ちなみに今ひとり、是非お願いしたい美容師さんがいるのですが、飛行機に乗らなければ行けない遠方でして・・・。無念!

そんな数十年に渡る悲劇の数々から編み出した、美容室ジプシーを脱出する&いい美容師さんと出会えなくても髪型を何とかする5つの方法をご紹介します。




ヘアアイロンで今すぐ何とかする


わたしはくるくるドライヤー世代なので、ヘアアイロンになかなか手が出ませんでした。何度か試してみたのですが、首や手をジュッと火傷してしまい、諦めていました。

そのときに使ったのがこういうタイプ。


むき出しの本体がぐるっと熱くなるので、首や額にアイロン本体が当たってアチチッと (><)


そんなわたしでも、このような挟むタイプのストレートアイロンなら、やけどせず使えます。(ときどき指を挟んでアチチとなりますが。・・どんだけ不器用なんでしょう)

これが、気に入らないヘアスタイルをごまかしたり、うねるクセ毛をまっすぐにしたり、膨らまないよう抑えるのにすごく便利なんです。ストレートアイロンといっても、髪をまっすぐにするだけでなく、ほどよいカールをつけることもできるんです。

そう、挟むタイプのストレートアイロンは、気に入らない髪型を今すぐ何とかする最強のアイテム!

使い方は・・・

まっすぐにしたいところ・ツヤを出したいところ→ヘアアイロンを表面に当てます。毛先までまっすぐ当てればシャープなストレートヘアに、毛先を内側にほどよくカールさせるとやさしいニュアンスになります。もちろん外ハネもつくれます。

膨らんで欲しくないところ→表面の髪を留めて内側の髪をアイロンでストレートにすればスッキリとボリュームダウン。


膨らんで欲しいところ→頭頂付近の根元にふんわりボリュームが出ると、それだけでカッコよく見えて何とかなります。アイロンを根元に当てたら、手首を90度くらいゆっくり回転させます。すっごく簡単にできて拍子抜けします。

動きを出したい→髪の一部だけを強めにカールさせると動きが出て、それだけで何だかカッコよく見えます。


ちなみにわたしは、なぜか左側の裾だけボワっとボリュームが出てしまうので、外ハネするようにこのアイロンを強めに当てるといい感じになります。

意味不明なカットで髪型がどうにもならない!というときには、こんなふうにストレートアイロンがあればとりあえず何とかなります。

(最近はアイロンを上手に使える人が増えたせいで、美容師さん達のカットが全体的にいつまでたってもうまくならないのでは?と思ったりもします。それくらいアイロンにはヘボ髪を何とかする実力あり!)

お安いものから高級品までできる限り試しましたが、価格と性能のバランスが取れているのは、やっぱりリファだと思います。

これです。



「レア髪」、つまりレアチーズみたいにしっとり水分を含んだ髪状態をキープする、保湿するヘアアイロンなんです。

髪に水分が残ったままアイロンかけると熱爆発を起こしてしまいますが、リファ独自の三層構造(高密度炭素とヒーターと低反発コート)のカーボンレイヤープレート」が熱伝導をマイルドに抑えるので、ダメージなく仕上がります。

ほんと、しっとりツヤツヤの、まさに「レア髪」になるんです。

さらにプレートの表面に施した低反発コートが髪にやさしく密着するから髪をつぶさずにストレートヘアがつくれますし、プレートに配合された高度密度炭素が髪にムラなく熱を伝えてうねりを美しく整えます。

毛先がチリチリしている乾燥ヘアや、美容師さんにカミソリでガーッと削がれてしまった乱れ毛先もするんとまとめてくれます。

安くないけど、買って後悔のない最上級品です。



もうちょっとお手頃価格で、自分に合うかどうか試してみたいという方は、サロニアがいいと思います。


つるん&サラサラにする使いやすいアイロンです。また、サロニアはカラーが豊富で、ホワイト・ブラックはもちろん、クールなグレーとか限定カラーでピンクやイエローなどいろんな色が出て楽しいです。

4000円前後でこんなにも優秀なアイロンが買えるのは素晴らしいことですが、使い方にもよりますが、一万円以上するものよりは壊れやすいという声も。

また、プレート幅が24ミリの次が35ミリの展開です。(2020年7月現在)24ミリは色んな髪型に使えるマルチなサイズ、35ミリはロングヘアに、という提案です。

プレートサイズに迷ったら、やはりお店に行って実物を見てみることをオススメします。

ちなみに、下のようなブラシタイプのは3種類購入してみましたが、わたしの硬くて分量の多いクセ毛にはあまり意味がありませんでした。


こういったブラシタイプは猫っ毛にほどよくストレート感とツヤを出しながらふんわり仕上げたいというような、軟毛の方向きだと思います。

いずれにしてもお気に入り美容師さんを探す暇がない、今すぐ髪型をどうにかしたい、という方には、ヘアアイロンがオススメです。




自分と似た髪質の人にオススメ美容室を聞いてみる


今まで何人もの素敵ヘアーの友人に美容室を聞き、実際に行ってみました。でも、どうしたって素敵にならない。

あまりの連敗続きに、あるとき真剣に分析してみました。

すると・・・、「自分と全然違う髪質の友だちに聞いてる!」という重大な事実に気づきました。

自分とは全然違う、まっすぐでツヤツヤで、きれ〜な髪質の友人にばかり、通っている美容室を聞いて回っていたんですね。

それじゃダメじゃん、あたし。

生まれつき髪質に恵まれている人ってぇのは、わりとどんな美容師さんでも素敵ヘアにできるんです。

わたしみたいに硬くてクセ毛で量も多い。そんな何重苦も抱える人間を素敵にできる美容師さんはそうそういないんです。

だから、わたしと同じような髪質なのに素敵。そんな友人に美容師さんを教えてもらうことにしたんです。

するとこれがビンゴ! 今 通っている美容室は、わたしと似たような髪質ながら、NHKのアナウンサーみたいな素敵な髪をしているうんと年下の子に教えてもらいました。

とはいえ彼女も最初から上手く切ってもらえたわけではなく、数回通ってやっと満足できたとか。

わたしも一回で諦めず、数回通ったら、やっと気に入る髪になれました。

彼女もわたしも、トレンドまっしぐら!なヘアスタイルではありませんが、髪質的ハンディキャップを抱えているわりには素敵な髪型になってるので、これでよしとしようと思うこの頃です。




ホットペッパービューティやグーグルなどのサロン情報を見る


ネットの美容室情報も、美容室ジプシー卒業の参考になります。

わたしはグーグルで「◯◯市 美容室」と検索して出てきた美容室の中から、気になるサロンをホットペーパービューティでさらに深掘りします。

あ、ここはカラーリングが得意なんだなとか、カットの中でも特にショートがうまいんだな、縮毛矯正やトリートメントメニューが豊富だな、といった傾向が手に取るようにわかります。

スタイリスト別にヘアスタイル写真や口コミを見ることもできるから、どの美容師さんにお願いするかの参考にもなります。

コンビニより数が多いとも言われる美容室選びに、ネット情報は本当にありがたい。

ちなみに、スタイリストさん自身の髪質とそれをどうコントロールしているか書いたブログや、口コミしたお客さんの髪質なども分かると、もっと情報が具体的になると思いますが、美容師の皆さんいかがでしょう?




ここ5〜10年以内の写真を見直す


わたしは髪を一つにまとめるのが楽だしクセ毛も収まるしで好きなのですが、あのツイギーの松浦美穂さんに「絶対ショートが似合う」とアドバイスをもらって以来、ショートヘアにしています。

確かにここ5〜10年の写真を見返すと、髪を伸ばしているより、ショートにしている方が断然いいんです。

例えカリスマ美容師のアドバイスがなくても、過去写真を見ればショートが似合うことは一目瞭然でした。

だから、自分の写真を見返すことは素敵な髪型を見つけるのにとっても有効。

雑誌やタレントの髪型を真似するよりも、自分に似合う髪が見つけやすいと思います。

また、自分では気に入っていなくても、なぜか周りの人に評判がいい髪型というのを覚えておくのもいいかも。

わたしはクセ毛なので、まっすぐな髪に憧れているのですが、昔ふんわりパーマをかけた時やたらと褒められましたっけ。

でもそういうかわいい髪に合う服は今のところ着ないので、ショートボブにしちゃってが、いつかもっとおばあちゃんになったら、一度ふんわりパーマヘアを試してもいいかなと思っています。




美容師さんに’伝える力’をつける


美容室ジプシーを卒業するために一番大切だと思っているのが、この’伝える力’です。

自分のなりたい髪型を、具体的に、ちゃんと伝える。これがなりたい髪型になる一番強力な武器!

どんなに優れた美容師さんでも、テレパシーは使えません。きちんと言葉にして、さらには写真やイラストを駆使して、なりたい髪型を伝えるのです。

わたしはこれをサボる傾向がありまして、これが美容室における最大の敗因だと思っています。

だから今は、自分で描いたイラストや、過去に気に入っていた髪型の写真などをLINE keepや、ホットペッパービューティのクリップ機能などを使って溜めておき、美容師さんに見せながら説明します。

ずっと通っている美容室でも、毎回これをやります。

というのも、美容師さんは月に何十人もの髪を切ります。売れっ子さんなら百人以上のお客さんを接客することも。

だから、前回あれだけ言ったんだから覚えていてくれて当然、ではないと思います。

忙しくて一人一人の好みなどをカルテにつける暇もないでしょうし。

だから毎回、全力で、面倒くさがらず、面倒くさがられてもちゃんと説明する。これを頑張る。

そうすればふつうに良識的な美容師さんなら、それに即して施術してくれます。

もちろん、これ絶対似合いませんよ、髪質的に無理ですよと指摘されたら、しっかり耳を傾けます。

そう、大切なのはコミュニケーション!

ちなみに、ちゃんと伝えたのにその通りにしない、できない美容師さんはパスします。わたしの場合は髪の量をすき過ぎたり、表面を傷つけるとまとまらないのですが、それをきちんと伝えてもすきバサミでスカスカにする方のところには二度と行きません。

あと、しっかりオーダーした後には、カットの相談をしないようにしています。例えば、まっすぐボブをオーダーしたのに、「ここに段を入れたらどうなりますか?」とか途中で言ってしまうと、無言でもしくは素直に段を入れる美容師さんがいたりするから。

これで何度泣いたことでしょう。わたしのバカ。

カット中、施術中は余計なこと言わないほうがいいです。

そういう相談は、カットし終えてから。次回の相談としてお話しするほうが間違いがありません。

一度で超絶スッバラシイ髪にしてもらおうと買って、欲張らないほうが身のためです。




まとめ


美容室ジプシーを卒業する5つのポイントは、「ストレートアイロンですぐ何とかする」「自分と似た髪質の人に美容室を尋ねる」「ネット情報を調べる」「過去5〜10年の写真を見返す」「美容師さんにきちんと伝える」です。

メイク以上に印象を左右する髪型。美容師さんとよい関係を築いて、素敵なヘアスタイルで生活したいものです。

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