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救えるはずの命

自殺志願者の気持ちは、「自殺したい。」ではないと考える。
「生きていたくない。」だと思う。

これ以上戦えない、今にも逃げだしたい。
が正確な感情と思われる。

ケニア人と、日本の自殺者が多いことについて語り合ったことがある。

「自殺したいと思うことが問題なのではなく、悩みを
打ち明けられる人が身近にいないことが問題なのでは?
打ち明けられる仲間がいれば、実行にまで至らないと思う。」と
彼女は言った。

先日ニュースで、高校生の男女がマンションから飛び降りたと
報道された。

もし、飛び降りる直前の2人に会えたとしたら、自分は何を伝えるだろうと
考える。
具体的にその場面をイメージして、伝える言葉を選んで。

そんなことばかりしているから、駅で降りそびれるのだと思う。笑

馬鹿にされることも多いが、これが本音である。


自分が良ければそれでいいという考え方の延長に、戦争がある。

「他人が自殺したって自分に影響ないじゃん。」と私に
言ってくる人もいる。

でも科学的に、他者を大切にすることで、自分の脳が活性化されることは
明らかに証明されている。
脳が活性化される効果としては、集中力向上、気分のムラがなくなる、
ポジティブになる、アイデアが生まれる、人のせいにしなくなる、
未来に目を向けられる、等。

他者を思いやることによって、(前頭葉に血流がいき、)
自分自身にメリットがあるのである。

これを全人類が理解すれば、自殺もなくなり戦争もなくなると
考える。

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